macOSからQNAPをNFSマウントする
macOS(10.14)からQNAPをNFSマウントするために試行錯誤が必要だったのでメモ。
起動時に/mnt/nfs/dirでserver:/dirにアクセスできるようにしたいとする。
まず/etc/auto_masterに以下を追加する。
/mnt/nfs auto_mnt_nfs
ベースディレクトリとそれに対する設定ファイル名。/mnt/nfs以下へのアクセスは/etc/auto_mnt_nfsに従ってマウントされる。
次に/etc/auto_mnt_nfsを以下の内容で作る。
dir -soft,bg,intr,nfc,nocallback,resvport,tcp,vers=3 server:/dir
dirとserver:/dirの間の記述はマウントオプション。自環境でそれなりに動くようになったときの内容。ぐぐってひろってきたものもある。特に必要だと思ったのは以下。
soft- これがないとスリープからの復帰時にno respondingになる(そしてumountすらできなくなる)nocallback- これがないと数十MB程度のファイルをcpしようとするとno respondingになる……ような気がする(あやふや)vers=3- 当初vers=4でマウントしていたのだが数十MB程度のファイルをcpしようとしたとたんpanicした
うろ覚えだが
bg,intr,nfc,resvport,tcp,vers=4
↓
soft,bg,intr,nfc,resvport,tcp,vers=4
↓
soft,bg,intr,nfc,nocallback,resvport,tcp,vers=4
↓
soft,bg,intr,nfc,nocallback,resvport,tcp,vers=3
のように変えていったのだと思う。そもそもvers=4で始めたのがいかんかったのではないか、という気もしている。
追記(2019-04-28): オプションにnobrowseを加えたほうが(用途によっては)よいかもしれない。ファイル選択画面などが表示するたびにQNAPが反応するのが気になったので追加して試し中。