ここ一年ばかりのRuby/Railsプロジェクトで使ったり使わなかったりしたgemとか

そうめずらしいものはない。

rubocop - 書き方をそろえる主目的以外にも変数名のかぶりとか、気付かなかったムダな記述も検出してくれて助かった。だいぶ疲れているときではあったのだけどfoo = foo + 1とかふつうに書いてたりした。

rails_best_practices - 外してくることも多かったが、うっかりミスを見付けてくれたことがあった。あと、もうその書き方は古いよ、みたいなのを見付けてくれたりも。

brakeman - 静的なセキュリティスキャナ。中身までは読んでないが、変数をそれなりに追跡したりもするようで、意外にも、というとなんだが役立つことがあった。いや、RubyやRailsだときびしいだろうなと思っていたので。

letter_opener - ActionMailerでメール送信するとブラウザの画面にぺろっと表示してくれる。便利。以前はdevelopmentでdelivery_method:testにしてた。

icalendaricalendar-recurrence - icalの読み書き。icalendar-recurrence.gemがバグっててはまった。今のmasterでは修正済み。 これが良いってわけではないが他に見付けられなかった。(悪いってわけでもない。)

simple_enum - enumなやつ。今はもうActiveRecordにあるよ、なのだが、ActiveModelで使えなくてイラッときたりとか。ActiveModelにあってもよさそうなのにActiveRecordにしかないものっていくつかあるよね。それなりに理由があるのかもしれないけど。

birthday - date型のカラムを対象に、年を除いた月日で絞り込むのをサポートする。各種DBに対応している。

itamae - deployとかいろいろ。でもcapistranoも好きだ。

gon - controllerからviewに値を渡すヘルパー。再読み込み機能があった。

errbit - Airbrake互換なやつ。実際には使わなかったので何かで使ってみたい。

turnout - 「メンテナンス中」機能。自作してみると意外とあれもこれもとなるのがこの手のもの。特定IPアドレスから通すなど、ちょっと気がきいている。

jasminejasmine-rails - JavaScriptのテストに。

active_decorator - Railsのviewとhelperとmodelとたぶんi18nの間にくるようなもの。このコードmodelに置きたくないんだけど、かといってviewやhelperに置くのはやたらめんどうなんだよな、みたいなのをやっつけてくれそう——なのだが、検討のタイミングが遅れて使えなかった。

chart-js-railschartkick - JavaScriptのグラフ描画ライブラリのためのヘルパー。JavaScriptチャートライブラリを選ぶにあたって考えたことから。

apartmentswitch_pointoctopus - マルチテナントをあれこれしようとしたりしなかったり。あれとこれを組み合わせて、と妄想? 計画?してた。Apache HTTPサーバの正規表現サポートが!とかいつの話だよっていう話をしたんだった。そういう設定を考えるのも久々だった。

lograge - ログを一行だけにする。いやいやfluentdとかもあったが、これはこれで役に立つケースがありそうだなと考えてた。

gibo - .gitignoreの雛型を作ってくれる。

shoulda-matchers - ActiveRecord向けのmatcherを主に使った。ただ使いどころがちょっと難しい。

ridgepole - rake db:migrateしないやつ。

git-fame-rb - gitのコミット状況のサマリーを作ってくれる。どんくらい書いてるのー? とか。githubのグラフでもそれなりに把握できるけど。

えー、あと、まあ、byebugとかpry-railsとかbulletとかrack-mini-profileとか。