「最近、自分の時間を十分に確保できていないかも」

「私の時間の使い方、どうなってんの?」

ふとそんなことを考えたのがきっかけで、mdlogbookというgemをリリースしました。

mdlogbookは業務などの作業時間をmarkdownの簡単な書式で記録し、振り返るためのツールです。

https://rubygems.org/gems/mdlogbook

きっかけとその後の経緯

私は業務の作業時間をmarkdownで記録しています。

以下のようなごく簡単な書式だけ決めていて、日付と作業名と作業時間を記録するだけ。これ以外は特に決まりはないので、作業中のちょっとしたメモや、思いついたこと、次の作業の進め方など様々なことを書いています。

# 2026-03-21
## mdlogbook.gemの0.1.0のリリース
* 10:00-12:00 (2.0)
* 21:30-22:00 (0.5)

この記録をもとに、日付と作業時間はそのまま残して、作業名は匿名化。ただし、作業を区別できるようにした上でAIに投げて働き方を分析してもらいました。

単なる思いつきだったのですが、結果を読んでみると、どうも働き方のスタイルが更新できておらず、かなり以前の私の考え方のままになっているのではないかと思えました。今の私が望んでいる暮らし方との間に、いつの間にかギャップができていたようです。

9時5時的に始業終業の時刻が決まっていないので、業務の進行状況や月ごとの作業時間には気をつけていました。

ですが、それとは別に、週や月よりも長いスパンでの働き方の傾向を確認したほうがよいのかも。今回だけでなく、定期的に、気になったときに確認できるようにしておけば、まあ、何か良い方向に行けるかもしれない。

と、そんなふうに考えました。

以前から確認・集計のために自作ツールを使っていましたが、この機会に完全に作り直し、いくつかの機能を追加してリリースしたのがmdlogbookです。そういう経緯から、こんな感じの機能があります。

  • 一覧表示、カレンダー表示
  • 作業時間の推移を示すグラフ表示
  • 曜日・時間帯ごとのヒートマップ表示
  • AIに投げるとき用の匿名化表示

あ、それとAIにおまかせで開発してみました。一つのプロダクトをまるごとAIベースで開発する体験として、私にとってちょうどよい題材でした。

実装は基本的にAIまかせで、私はこうなったらいいなーと言ってただけです。

記録のはじまり

そもそもこのスタイルで記録を始めたのは、10年ほど前の業務で、作業時間をExcelに書き込んで提出しなければならなかったためです。

作業内容ごとに記録する必要があって、細々としたものもあり、その都度Excelに書き込むのは面倒だったのです。本題の業務ではほとんど使わないExcelと行ったり来たりするのがおっくうでした。あと書き間違いに気付きにくい。

そこで、いったんmarkdownで記録しておいて、週末や月末に転記するようにしました。

もとがmarkdown形式なので、作業時間の記録のついでに何をやったかとか、次にやることのヒントやメモ、予定なんかもだんだん書くようになりました。最初のころはホントにメモ書きで、何かの計算結果をちょっと書いておく場所にしていたこともあります。必要なくなったら消してしまったことも。

最近は些細なことでも残しておくようにしています。それらが役立つことはあまりなかったですし、書きすぎるとGitHubだとかと重複してしまったりもするので、そこは加減が必要だったりもします。ただ、今回のような分析を考えると、ある程度は残っていてよかったなと思っています。業務で使えるAIもありますし。

最初はExcel転記のためのメモ書きだったのですが、すぐに一覧表示するツールを作って転記ミスの確認に使い始めました。

「今月」の状況を概観するためにカレンダー表示を追加し、日々の作業状況を把握しやすいように色分け表示に対応し、そんなふうに少しずつ変更しながら何年も使い続けたツールが、一応はもとになっています。

完全に作り直したので、以前のコードは含まれていませんが。

仕様の理由

ちなみに時間帯と時間の両方を記述するのは意図したものです。

私は時刻を書き間違えたり、勘違いすることが時々あるので、それぞれを自分で記述しておくと一致しないことで気付けることがあります。

結局どっちが正か分からなくて、短いほうに合わせることも過去にはあったりしますが。(たまにです。)