蒸れにくくて快適なバックパック: HAGLOFS BREEZE(30L)

ホグロフスBREEZE LARGEしばらく前にバックパックを買った。条件としたのはこんなところ。

  • ある程度の量の荷物をいれられる
  • 多少な雨なら耐えられるという程度の防水機能
  • 蒸れにくくする機能

大きめのバッグというのが手元になかったので、買い物に使えるものが欲しかった。このあたりの条件にストラップがちゃんとしていて調整ができるとか、そういった基本的なところを加えると、デザイン面での選択肢はかなり絞られてしまうので、まあ、ラフな普段着に合わせられればよいことにした。

あと、自転車でも使えるよう、形式としてはバックパックでおおむね決めていた。

本当は、スーツでもぎりぎりOKくらいのものが欲しかったのだが、その種の商品で機能も十分というのは私には見付けられなかった。

デザインのこともあって迷いに迷って、最終的にホグロフスのBREEZEというモデルにした。

筒状のメイン部分はがばっと袋があるだけというシンプルなもの。その分、ざっくりと荷物を入れらる。その外側にあるポケットもがばっと大きく開き、それなりのサイズになる。小さめのカメラくらいなら無理なく入る。そんな大きさ。あと、上部に小物をいれておける蓋と、サイドにペットボトルなどを入れるメッシュのポケットがある。

何本かあるストラップが必要十分で、本来は荷物をうまくホールドするためのものだろうが、これのおかげで荷物がないときに薄く絞ることができる。中身がないのにだらっとふくらんだりしなくてけっこううれしい。

ホグロフスBREEZE LARGE背面そして最も大きな特微は背面がメシュになっていること。荷物をいれる袋と背中とは、このメッシュのおかげでぴったりびっちゃりくっつかなくてすむ。こいう構造の効果はどのくらいのものなのかと半信半疑とまでは言わないまでもいくらか心配していた。実際使ってみるとこれはずいぶんと快適だった。

そこに風が通るというだけでこんなに違うものかとおどろいてしまったくらい。最初に使ったのはまだ暑くなる前だったので、蒸れないとか暑くないというよりも涼しく感じるくらいだった。ずいぶん暑くなった近頃では、さすがに汗もかかないとはいかないが、汗をかいてもそれほど不快ではないくらいには違いがある。

いくらか注意が必要な点もある。背面にメッシュをピンとはってやるために荷物を入れる部分の背中側は大きく湾曲している。荷物の形によっては干渉するようなケースがあるかもしれない。ただ、たとえば板状のPCはこのバッグにはマッチしにくいものの一つだと思うが、私が使っている範囲では特に気を遣うような場面はなかった。PC以外の荷物が多いときに、詰め方を多少調整した程度。

それから、基本的に大きな袋があるだけという形状で、深さもけっこうあるため、細々とした日用品を出し入れするような使い方にはあまり向かない。インナーバッグを用意した上で、上げ底にするためのスペーサー代わりの荷物を用意することになると思う。(思いっきり手をつっこんで底に届くといったサイズなので。)

ホグロフスのデザインはまずまず違和感がないのではないかなと思う。黒色ベースのものを選んだが、ホグロフスのサイトの商品情報のページを見ると、赤もなかなかいい色のように思えてくる。残念ながら実物で確認できなかったのと、想像通りのいい色だったとしても扱いが難しそうなので止めにした。

そうそう、防水についてだが、底面に小さなポケットがついていて防水カバーが入っている。カバーをかけることもできない状況で背負い続けることはまずないのでこれで十分と判断した。

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(それにしても黒いものを撮るのは難しい。背面じゃないほうはRAWで撮ってみたのだけどどうだろうか。)