一時帰郷

連休が明けようとするころ(5/8〜)、あまりうれしくない連絡があって、しかたなく帰郷の途についた。二年ぶりのこと。

用事をこなすことしか考えていなかったのだが、その用事は幸いにもあっさりと終えることができた。想像していたよりはひどいことにもならず、ほっとする。

ただ、そうなると時間をもてあましてしまって。そうはいってもがんばって出掛ける気力はないし、でもこもってしまうとクサってきそうだしと無理矢理そのあたりをぶらぶらと。とりあえず出掛けてみてから、ふと母校めぐりをしてみることを思いついた。

まず、小学校。近くにあった牛乳工場が変わりなかったり、社会科見学に行った紙器会社の建物がきれいになっていたり、バス会社のビルが建っていたりする。そうして記憶にある校舎が一つもなくなっていたり。そういえば建て替えていたんだったとは思ったものの、通っていた当時にたしかシンボル的だったポプラの木までなくなってしまっているとは。と思い返してみるが、ホントにそうだったのかいまひとつ確信がもてなかったりもする。

次にちょっと遠まわりして土手をふらふらと歩き、中学校へ。こちらは校庭に夜間照明が設置されるなどの違いを見られたが景色はそれほど変わっていない。当時からいいかげんボロかった下駄箱のある建物もそのまま。給食室、技術科室、家庭科室が並んでいるのを見てとれた。近くをふわふわ通り抜けたところで暑さにたえられなくなり、コンビニで水を買ってよちよちと帰宅した。

人も車もいないね 青 水 ...

それなりに歩いたなかで、印象に残ったのはとある橋。車でよく通っていた100mか200mかというくらいの小さくも大きくもない橋で、その当時は細かった。すれ違うのがやっとで運転をしなくなった今ふり返るとよくあんなところを通行していたものだと思うくらい。それが拡張されていてずいぶんとゆったりとした道幅になっていたのが妙に新鮮だった。

その後、昼食をとり、せっかくだからと前回行ったカフェのいくつかに行ってみようとしたが、連休明けの平日とあってお休みであった。その夜は、両親の知り合いの寿司屋さんで夕食。高級なお店とかではないのだが、ちゃんとおいしい。ちょっと食べすぎる。