Teamboxを使ってみてます

少し前からTeamboxを使ってみています。何か月か前に数日間試してからけっこう変化があったみたいです。公式サイトにいくと日本語が出てくるし、サービスも始まっていました。びっくり。

Teamboxはタスク管理とTwitterを組み合わせたものです。タスク管理ツール(やBTS、ITS)のビューを、タスク横断的な形に変えたものと言ってもいいのではないかと思います。

タスク管理ツールなどでは、タスクを深くほり下げていくような構造になっています。Teamboxでは、最初に目に入るページにアクティブなタスクのサマリーがならぶようになっています(TwitterのTLに相当します)。このページ(以下TL)にはすべてのタスクがならぶのではなく、自分自身のタスクのほか、自分が気になったタスクを選んだり、やり取りの中に呼び出された(@foo)タスクなどだけが並びます。これにより、身のまわりのどこ何が起きているかをぱっと把握することができます。

タスクはタスクリストにより管理され、タスクリストはプロジェクトにより管理されます。ソースコードを使ってプライベートに運用するTeamboxはコミュニティ版と呼ばれ、これには組織を管理する機能が含まれていません。Teamboxサービスではこの機能を使って組織を分けているのだと思います。組織やプロジェクトには基本的に招待されるまでアクセスできません。ただし、プロジェクトを公開することが可能で、この場合は誰からでも(Teamboxにアクセスできれば)参照することができます。(組織についてはどういう形になっているかわかりません。)

タスクやプロジェクトに対する更新(tweetなど)はTLに並ぶだけではなく、そのタスクなどに参加している(またはウォッチしている)メンバーに通知メールが飛びます。タスクの通知はそのタスクで呼び出された人に届きますが、呼び出されていないプロジェクトメンバーには飛ばないようです。タスクを作るときに、必要なメンバーに呼び出しをかけるようにするとよいでしょう(@allで全員呼び出し)。

単純なタイムトラッキング機能もあるなど、今のところなかなか面白いと感じています。それなりに便利でもあります。

日本語での表示もできるようになっているのですが、最新のソースコードへの対応が進んでいないようで、部分的に日本語表示になるといった状態でした。また、原文と翻訳が食い違っていたり、内容にマッチしないこともあります。手元で目にした範囲でちまちまと更新をかけてみたりもしていますがあまり進んでません。githubでforkしてみていますのでもし興味があれば。(あるいはもっといい訳があれば教えてください。)