修善寺オーベルジュ・フェリス(Auberge Feliz)の思いで

FirefoxのScrapBookを整合していたら、以前本読みSNSで書いた日記が出てきたので再掲(?)してみたり。また行きたい。2009年3月のことなので、今の状況とは変わっているかもしれません。


ちょっと、いや、かなり奮発して修善寺のオーベルジュ・フェリスというところで一泊してきました。オーベルジュなので、一泊よりも二食のほうがメインだったりします。

(三食になったりもします。)

フェリスのおもしろいところは、一泊二食は普通通りなのですが、その二食は夕食+ブランチでチェックアウトが13:00というところです。ゆっくり眠っ て、ゆっくり起きて、ゆっくり食べて、ゆっくり出発できます。朝食は料金に入っていませんが、オプションで追加できます(1,000円)。

もうひとつおもしろいところがあって、食事ができる時間帯こそ決まっているものの、細かい時刻の予約がいらないことです。食事ができる間なら、いつでも好きなときに来てください、というのです。朝食も同様で朝起きた気分でどうぞ。

最初の食事となる夕食は、たとえばがっつりボリュームの肉料理・魚料理なんてのは出てきません。そのかわり一口サイズ、二口サイズ、せいぜい三口サイズの 料理がたくさん出てきます。ご飯ものだけは別で、それなりのボリュームがありますが、それ以外はいちいち選ぶ楽しさ、口にする楽しさがあります。見るだけでも。

この最初の食事で決めました。なんとしても朝食を食べる。そういうわけで一泊三食となったのでした。

フェリスは丘のてっぺんにぽつんとあるためか、すっごく静かなのも特長です。お隣さんが普通の家 だったりするのですが、もともとは別荘地だったそうで、わりあい離れていますし、それにしたっててっぺんの行き止まりに位置しているため車の音もなく、遠くとおくに電車の音が聞こえるかどうか。

室内には空調があったり、お風呂なんかでも換気扇があったりで、どうかすると外のほうが静かともいえるくらいです(露天風呂があります; 修善寺温泉の近くということで温泉もひいてありました)。ちょうど、若いうぐいすが練習をする時期のようで、ホー・ホキョとかなんとかいうのを聞きながら朝風呂につかりました。

どこか旅行にいって、まわりきれずにもう一泊していきたいということは過去にありましたが、この宿で連泊していきたいとはっきりと思ったのはなかなかなかったように思います。

もっとも、ものすごく高級なお宿というほどではないにせよ、それでもちょっといいお値段ではあるこちらですから、仮に部屋があいていたとしても「もう一泊」はできませんでしたが。

また、いつか、再び奮発して行こうと思っています。

あまりうつりはよくないのですが、写真をとってきていますのでよければどうぞ:

オーベルジュ・フェリス 山の幸 - ハモンセラーノ 菜園 - 野菜のパレット仕立て クレープのジュータン仕立て (続き)