ヤング アダルト パパ
ヤング アダルト パパ[rakuten]を読んだ。読み終えて振りかえってみると、グリーン、グリーン、…… っていうのが、もう、すごくぴったりで、両面合わせてやるせなくなる。正直に言えば、そのような重いものに自分が関われるのか(難しいぞ)といったことを考えながら読んだ。
物語に大きな起伏はないというか、言ってしまえば大きな起伏の後の物語である。でも実はそうではなくて、底をさらう流れがあるような、表面的な様子の変化以上のエネルギーがひそんでいるような、そういった物語だったのかもしれない。
これまでに読んできたお仕事をテーマにしたものではなく、面白かったと単純に言うようなものでもなかったのだけど、読んでよかったなと思う。