Debian Ruby 1.9会議を終えて

この前の日曜日、Debain Ruby 1.9会議を無事に開催することができました。

最終的な参加人数は10人。三時間みっちりと議論を行えました。当初の予定を大きく越えて、なかなかに深い話ができたと思います。あまり単純化して考えてもいけないかもしれませんが、人が集まるというのは得るものがたくさんあります。

実のところ、参加した人々に満足してもらえるような話題を用意できるのかかなり不安でした。そもそもがごく奥まった狭いところにしぼった集まりあったわけで、参加する人には何らかの期待があるとして、 それに応えられないのでないかと思っていました。しかしやってみればそんなことはなく、考えいたよりもスムーズに、かつ広がりを持ちつつ議論を進められました。意見交換ができればまずは十分、なんて言いながら始めたのが信じられないくらいです。

議論そのものがよい感じで進んだのはもちろんですが、 ToDoがいくつか出来たのはよかったです。Ruby開者のcoreチームから参加していただけたのもずいぶんと話を進められた要因だと思います。 Debianパッケージメンテナンス的にはかなり重要な情報もいただけました。

今回の内容はなるべく早いうちに何かの形にまとめる予定です。もちろん手を動かしていくこともします。

というところでちょっと反省点を。

石川町駅からの会場への道順の説明で「川があるから〜」と書いていたのですが、実際に歩いてみると大通りがあって川なんて見られませんでした。気付いたのは当日。なまじ地図が頭に入っていたせいで失敗しました。気を付けねばなりません。

しゃべっている間のメモ取りは難しいです。 録音しようかどうしかう迷って、 結局は録音しませんでした。でも、したほうがよかったかも。ああしよう、こうしよう、というのもあったのですが、なかなか思う通りには。

最後に、参加されたみなさまおつかれさまでした。 そしてありがとうございました。 まとめ作業などでもう少しお付き合いいただくことがあるかと思いますが、どうぞご協力ください。また、個人的にはパッケージメンナンス作業に対して弱気になることがままあるのですが、今回、いろいろな話を聞くことができかなりはげみになりました。

(蛇足: 事前に最も不安に思っていたのは、実は茶菓子だったりします。甘いものが苦手な人やコーヒーを好まれない人もいるかもしれないし…… そもそも好みに合うものやらどうやら…… などなど。幸いおおむね気にいっていただけたようで、ほっとしています。)

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