黄金町のコーヒー専門店「マイノリティーズ・コーヒー」

関内で買い物の後、以前から気になっていながらなかなか行けなかったマイノリティーズ・コーヒーに行ってみた。

大岡川沿いを黄金町に向かってこのお店のある一帯は、以前は「警察24時」とかいう感じのテレビ番組でちょくちょく扱われるような通りだった。だが、今は道がきれいになっていたり、マイノリティーズ・コーヒーのような、新たな人の出入りがあったりして、そういうイメージからは変わってきているようだ。大岡川沿いのこの通りを実際に歩いてみると、一方通行なこともあって車が少なく、静かな、いってみればなんてことのない通りだった。

さて、マイノリティーズ・コーヒーだが、席はカウンターにいくつかと二人掛けのテーブルが一つ、あとは二階に四人掛けのテーブルが一つというコンパクトなお店。小さいけれども、逆に二階は個室状態となるため、あいていればかなりゆったりとした気分になれる。メニューはというと、ブレンドと数種のストレートが用意されている。他にソフトドリンクがいくらかあるが食事メニューはいまのところない(開発中らしい)。

コーヒーはマグカップにたっぷりと入ってくる。ブレンドとインドネシア(トラジャ・ママサ)をたのんだ。自家焙煎だそうなので、そのこともあってか出すべきところを出しているというような、きちんとした飲み物だった。さっぱりとしていて後味が残らない、けれども軽くはないならいようなバランスで、こってり目が好みでも物足りないということはない。しかもおおむね500円前後というお値打ち価格である。

わりあい近くなのでまた行ってみたいと思っている。豆の販売もしているのでいずれ買ってみたい。マイノリティーズ・コーヒーの二階席横浜黄金町、マイノリティーズ・コーヒーのブレンドマイノリティーズ・コーヒー

専門店で小さなお店というとちょっと入りにくい感じもするが、実際に行ってみるそんなことはまったくない。さっぱりとしていてなれなれしかったりしない、好感の持てる対応だった。席が少ないのでタイミングが悪いと入れないこともありそうが、天気が良ければ表の川縁りでいただく、というのも悪くないかもしれない(そうできるかどうかは分からないが)。