レバレッジ勉強法
本田直之さんのレバレッジ勉強法[rakuten]を読んだ。一連のシリーズが話題になっているようなのでとりあえず確保しておいたものの、積みっぱなしにしていたもののうちの一冊。最新刊から読んでみた。
テキストとしての分量はたいしたとがなくて、行き帰りの電車と昼休みくらいで読み終えた。二時間以下だと思う。内容もポイントがしぼられているので狭いわけではないれど、広くとりすぎるということもない。どんな人が勉強をすべきか、どのように勉強のテーマを設定するか、気合いや気追いにたよらずに続けるためのテクニック、資格試験の合格のコツ、英語学習のコツ、など。どのように受け取るかは人それぞれだろうけれど、著者の言いたいことは伝わる書き方になっていると思った。
多分、書かれていることのそれぞれは、どこかで見たり聞いたりしたことがあるような事で、ただそうすることの背景において根拠付けたり(このような言い方は、本文からすると逆向きだけど)、あるいは、そこに至る考え方を示したりしていて、かつ、それが著者の一貫した考え方の下で説明される点に特徴があるのかなと思う。
最近再び興味が向いてきているGTDの考え方とも少し近そうなところもあって、併せて検討してみようか、などと考えた。いや、すぐに始めなさいよってことでもあるけど :-)
本書では固有名詞が重要なポイントではないのだけど、Microsoft社製キーボードとExcelをベタ褒めだったのが変に印象に残った。ま、この辺は日常的に行う作業によるからな、とも思うけど。個人的には今のところやっぱりKINESISだろうかねと思う。Excelは仕事が違うんでなんとも分からないけど、大量データ処理には向かないよねーくらい。