「船上にて」を読みつつ「付喪堂骨董店」と「食卓にビールを6」

木曜のこと。忘れ物をしたために仕事場と家を一回多く往復してしまった。そのおかげで「火天風神」を予定より早く読み終えてしまい、帰りの本がないってなワナに。

しょうがないので乗り換え駅にあった書店で同じ若竹七海さんの船上にて (光文社文庫)船上にて[rakuten]を買った。あのタイミングなら「片耳うさぎ」という手もあったなあと後で思ったが、まあ、またそのうち。とか言ってたら「インシテミル」が。

で、まあ、それはそれとして「船上にて」を半分くらいまで。amazon.co.jpなんかではずいぶん後味が悪い悪いと書かれているので、ちょっと臆病になっていたのだけど、読んでみたらそうでもなく、後味については他の若竹さん作品と比べてひどく悪いということはなかった。読んだ中では「手紙」が良かったかな。「手紙」がいかに無礼なメディアであるかをとうとうと述べるシーンとか :-)

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)付喪堂骨董店[rakuten]は最近のイチオシ「付喪堂骨董店」で良さそうな感じで紹介されていたので読んでみた。予想していた感じとはちょっと違った。背景がすけて見えてこないので、ひたすら軽いというかなんというか。裏の何かがあるんだろうなあ、あるよねえ、と思うのだけど。あと文章がこなれてない感じ。

食卓にビールを〈6〉 (富士見ミステリー文庫)食卓にビールを6[rakuten]はこれにてシリーズ完結。

そうそう日本語練習帳も少し前に読み終えたんだった。最後は敬語の話題でシメ。敬語を使いこなせてはいないにせよ、そうひどい間違いもないだろうと自分では思っていたのだけど、練習問題のいつくかをやっているうちにちょっと不安になった。