クビキリサイクル

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)クビキリサイクル[rakuten]を今になって読んでみる。たしか一段落しているらしいという話をどこかで見かけたのでぼちぼちと。

よくできてるなあと思ったが、ストーリー上の驚きはあまりなかった。というよりは、読者のスピードを計算した上での畳み掛けが成されていたのだったかなと、読後しばらくして思った。おかげで、かどうかは分からないけれど、連想を重ねていくようなスピード感を味わえた。

シリーズ全体でどういう構成になっているのか知らないのだけど、引き続くような形にはなっているように見えるので他の本も読んでみようと思う。

追記(2006-08-27): その後たしか一か月くらいでシリーズ何冊だかを読み終えた。ディクショナルと零崎双識がまだで、その前にもう一度読み返そうと思っているところ。