コーヒーの大学院
コーヒーの大学院は、意外にも最近としては珍しくなってきたサイフォンのお店であった。とは言いつつ、サイフォンはいまいち好みではないなあと確認したのであったが。
入り口が物々しい、というと言い過ぎかもしれないけれど、まあ、独特ではあって、ちょっと入りづらいお店という感じがしていてなかなか行けないでいた。だが、噂通り一歩入ってしまえば割と普通の喫茶店という感じだった。むしろ応対はかなり丁寧で好感が持てた。
ブレンドとトラジャを頼んでそれぞれ700円くらい(ブレンドは500円くらいだったか)。スペシャル○○(豆の名前)みたいなメニューは1,200円くらいから。なるほどそういうメニューもありますか、とか思っていたらカフェロワイヤルは2,000円越えしてて驚いた(2,300円だったか2,700円だったか、ともかくそのくらい)。
サイフォンで温度が高いせいかどうか、酸味がやや目立つ。もともと酸味が強いコーヒーは好みではないというのもあるのだけど、ちょっと苦手な感じの酸味だった。そして、やはりこくがあるという感じではない。が、あっさり目が好きなら悪くはないのかも。
このお店の一番の問題は喫煙率の高さ。土曜の午後で90%くらいは喫煙中。「ちょっと(煙草でも)一服」というような人々が集まってきているようであった。ややゆったり目ではあったのだけど、さすがに長居は無用という感じで退散。
そんなようなことで、喫茶は一度行ったしもう十分かなと思ったところなのだけど、食事のほうでもけっこうちゃんとできるみたいなので、そちらでもう一度行ってみたいかなと思う。またいずれ。