ストレスフリーの仕事術

仕事を成し遂げる技術を読んでからずいぶんとたつが、結局GTDを実践しないまま……。ツール類を探したり試したりはしたのだけど、生活に組み込むまではやってなかった。どうしてかというと、どうも最初の一歩が適切ではなかったのかなと、ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則ストレスフリーの仕事術[rakuten]を読んでそう思った。

つまり、最初に数時間をかけて頭の中のものを出し切らなければならないとあって、それをやっていない。これをしないと外からも内からも書き加えなきゃならないものが後から後から出てきてしまって、どこかで追いつかなくなってしまったのではなかろうか、と。まあ、単に怠けてしまったというのも要因の一つ(大きな一つ)ではあろうと思うけど。

前著を読んでしばらくたっていたので、ざっと本書の構成を見て、日本語版解説→監訳者後書き→序章→第五章→残りという順番で読んだ。といっても最初からその順で読もうと思ったわけではなくて、序章を読むあたりまでは電車に乗っている時間に合わせたためで、序章の後が第五章になったのはGTDそのもののおさらいをしておいたほうが良さそうだ(ちょっと忘れっちゃってるなー)と思ったため。だが、当然のことながら残りの部分(第一章〜第四章)もGTDを意識したものとなっているため、読み終えてみるとちょうど良い順序で読み進めたような気がする。

前著を読んでない人でも日本語版解説→序章→第五章→第一章〜監訳者後書きのように読めば本書だけでも読み切れるんじゃないかなと思う*1。それで足りなければ前著にあたるなりLife Hacks Pressにあたるなりすれば良いのではないかと。むしろ前著ははっきりいって読みにくいので、この本かLife Hacks Pressのどちらかを先に読んだほうが良かったりしないかなとも思う。

ともあれ、そんなわけで再びGTDを考えはじめていて、check*padやBrainExplorerを少しずつさわってみたり、もう一度Tracksをいじろうかとしてみたりしている。それともちろんどこかで時間を取って棚卸しをしよう。

*1 最初から順番に読むのでも十分かもしれないけど、私自身そのように読んでしまったのでなんとも言えない。