雑誌メモ: オープンソースマガジン2005.12号

新連載の「Undocumented Mac OS X」が良かった。UNIX系OSのユーザを対象にMac OS Xのどちらかといえば裏側にあたる部分の説明をするという趣旨の記事。今回の内容は、UNIXでいうとinitに当たり、しかもinetdのようなことまでやっているlaunchdの解説だった。大変詳しく、分かりやすく、おもしろかった。launchdがちょっと欲しくなった。

こちらも新連載の「計る測る量るスペック調査隊」も良かった。今回のネタは専用の機械を使ってスイッチやPCルータのスペックを調査するというもの。機械の紹介ももちろんあるのだけど、調査結果の説明や考察もなされている。もう一つ新連載の「Linux問題判別脳力養成道場」もなかなか良かった。どうやって問題を解決するかではなく、どうやって問題を把握していくか、どうやって切り分けていくかを扱っていくようだ。今後の展開が楽しみ。