ハツカネズミの時間(1)
冬目景さんの新刊、ハツカネズミの時間(1)[rakuten]を読んだ。
隔離環境下で育成された子供たちがその環境に疑いを持ち始め…… という内容で、おそらくはやがて外界を目指すのだろうと思われる。今のところ「ハツカネズミ」というのはそのように状況におかれた子供たちのことを指していそう。「時間」のほうはどうだろう。
暗い感じと薄暗い感じのどちらかといえば暗い感じのほうにストーリーが進みそうな雰囲気で、いつもそうだけどこれも冬目景さんらしい作品のように思った。間のとり方とか。
しかし、この方、連載中の作品がけっこうあるような。大丈夫かいな。