生ライチ

ぼちぼち出まわっているらしいというので中華街に行ったついでに生のライチを買ってきた*1。冷凍じゃないライチを食べたのは初めて。

とりあえず皮をむくところで違いがわかる。皮をつまんで割くようにむくわけなのだけど、まず、皮がかたい——かたいというよりはハリがあるといったほうが良いかもしれないけど、ペリペリあるいはパツパツという感じの皮がやぶける音がある。そのような違いは実にも見られる。弾力と水気は冷凍したものにはまったくないもので、プリプリという表現があたっていると思う(ちょうど良い時期の葡萄の味のような感じかも)。香りもよく、すっきりとした甘味を感じる。

なんとなくライチを果物として認識していなかったのだけど、生のものを食べるとこれも果物なんだなあと認識が改まった。ちょっと感動*2。また買ってこよっと。

*1 帰りみち、近くの商店街の八百屋の前を通ったとき、ふと覗いてみるとそこにはライチが。なんだ、どこにでもあるんじゃーん…… というオチが付いた。

*2 まあ、もっとも、googleで検索すると出てくるような「冷凍とはまったく違ったものです」といった激しい感動はない。冷凍ライチよりは確実においしいとも思うし、当たり外れもあるだろうけど(あと本場で食べるのとも違うだろうけど)、少なくとも今日食べたものについてはそこまでの、つまり「今まで食べてたのはなんだったんだー」というような違いはなかった。いや、まあ、当り前かもしれませんが。