cobo cobo cafe

鎌倉駅を出て段葛を通ってずんずん歩く。鶴岡八幡宮の前を左折して金沢街道に入り、さらにずんずん歩く。鎌倉宮の横を通り、もうずぐ瑞泉寺というあたりまで歩くとcobo cobo cafeに着く。ホームページの案内に歩いて30分とあったが、たしかにそのくらいはかかった。さぐりさぐりの部分もあったのでもう少しかかったかもしれない。

ごく小さなお店でカウンターを含めても10人ちょっとしか入れない。入ってすぐの棚に並んでいるパンを眺めているうちに席が整えられ、ほどなくどうぞと案内された。観光地からは外れている上に平日だったのですんなり入れたが、休日だとさすがに混み合うこともあるのかも。この日だって他に数組入っていたし。

ランチメニューのセットをたのむ。後でカフェにでも行くつもりだったので飲物の付かないランチセット(A)900円にした。

出てきたのはサンドイッチ一つと四種類のパン。そのうちの一つは店頭でパンをながめていたときに目を付けていた無花果の入ったパンでたいへんラッキー。食べてみると半生の感じの無花果とパン生地の味(たしか黒糖が使われていると書かれていたと思う)がよくマッチしておいしかった。セットのスープはオニオンスープ。トロッとしたたまねぎがたっぷり入っていて、スープにはたまねぎの甘さが十分に溶けている。チーズをのせてトーストしたパンが付いていた。

たんまり歩いた後だったというのもあると思うが、十分に満足できる内容だった。ただ、ボリューム面ではやや軽めで人によっては物足りないかもしれない。