神戸、大阪、京都
LCの後、せっかくなので神戸→京都とまわって帰ることにした。
一日目
LC期間中に使っていたロイネットホテル大阪東をチェックアウト。朝8:00くらいかな。
昨日までは天気がよかったが今日はいまひとつ。雨が降りそうだなあと思っていたら、森ノ宮でJRに乗り換えたときにはもう降り出していた。ううん。
大阪駅〜阪急梅田駅を経由して三宮に移動。梅田駅は相変わらず迷宮ぎみでまいる。
三宮に着いときには雨がおさまっていたので、新神戸駅までぶらぶらと歩いて移動してみた。
マンションが増えていたり、お店が変わっていたり。五年もたつと変わるね。ああ、でも前に使ったホテルはだあるし、例の店もやってるねえ、と考えたとこで、そういえば前に神戸に来たのは五年前じゃなくて三年前だったと気付く。LC2000 Fallのときだったか。どうも記憶にカビが生えているようだ。
グリル末松
五年くらい前に神戸に行ったときにここで食べてとても気にいって、三年前に神戸に寄ったときにもここで食べた。今回も神戸ならここだろうと決めていた。
新神戸から三宮方面に再び歩き、開店時刻の11:30少し前に到着。もういいですか。どうぞ。ということで入るとすでに先客が二人。
前に来たときには黒板メニューはディナータイムだけだったのだけど、今回聞いてみたらランチタイムでもたのめるようになっていた。これはうれしい。お決まりのオムライスを一つ。せっかくだからまだ食べたことのないハヤシライスを一つ。それから前に食べてとてもおいしかったアボカドとエビの春巻を一皿たのんだ。
ここのオムライスは薄い玉子の中にチキンライスをつつむタイプですごくシンプルだけどとてもおいしい。ハヤシライスは具沢山でこれまたおいしい。同じデミグラスソースだし。実のところ、春巻は特別に好きなわけでもないし、アボカドはどちらかというと苦手。でもここのはおいしくてたのみたくなる。今回もうまかった。
食後にはデザート。焼きたてアツアツではちみつの香のする焼きプリンがたまらない。以前は夜しかやってなかったので、今回ランチタイムでこれを食べられたのがとてもうれしい。これだけで神戸分は満喫できた気分だ。
近くだったら通うんだけどなあ。家からはすごく遠いのが唯一の難点。
レーブ・ドゥ・シェフ
ちょうど一月ほど前にクレジットカードの会誌で見た垂水のケーキ屋さんに行ってみた。駅から離れた住宅街にあるのにもかかわらず盛況で行列ができていた。30分かそこら待ってから入ってケーキを二品と紅茶とコーヒーをたのんだ。待ちに待って…なのだけど、う〜ん。味が薄いのかな。おいしいとは感じなかった。まずくもないけど印象に残らない味。
これが家の隣の隣くらいにあるお店で気軽に買えたり、待たずにお茶できたりするのなら悪くはないのだけど、待って食べるほどのものじゃあなかったかな。それから決定的にダメだったのがコーヒーで、ファミレス様のうすくてまずいモノだった。400円。こんなの出すくらいならコーヒーは止めればいいのに、と他人事ながら思うくらい。
角栄
今日の宿が大阪駅近くの新阪急ホテルアネックスだったので夕食は大阪で。せっかくの大阪なのでお好み焼きかくしかつがいいなということで、協議の結果くしかつになった。とっかかりもないので有名店をいくつか調べ、十三にある角栄に行った。
20本のセットとうどんを食べておなかいっぱい。揚げものだけどしつこくなくてよい。
二日目
大阪を10:00くらいに出て京都へ。京都駅に着くとやっぱり雨でがっくり。まあ、こればかりはしょうがない。とりあえず荷物をロッカーに入れて…と思ったのだけど、ロッカーがまるで足りてない。なんであんなに広い駅なのにロッカーが一か所しかないのだろう。せまいし。あれじゃあ横浜駅よりも少ないんじゃないかね。
荷物は一時あずかり所にあずけた。
七条甘春堂
京都駅から歩く。雨が降っているので地下街を行って七条まで行き、そこからは雨の中を。晴れているほうがよいけど、雨も悪くはないねなどと話しながら鴨川を渡り、ほどなくして七条甘春堂に着いた。
入口をくぐるとすぐに畳。ちょうどお昼どきだったせいか、店のなかはすいていて、待つことなく入れた。いくつかあるお茶とお菓子のセットの中から生菓子がつくものと、白玉団子のぜんざいがつくものをお願いした。白玉団子はもう少し歯ごたえがあったほうが好みに合うかなという感じだったのだけど、大粒の小豆が入っているぜんざいはなかなかおいしかった。お菓子のほうも。
七条→四条→五条
昼食は14:30からで予約をしていて、まだ時間がかなりあったので四条あたりに行ってみることにした。七条甘春堂は大和大路に面しているので、そこを五条まで歩いていると、しだいに雨が強くなってきた。強くなってきたねえと話しつつさらに歩き、再び鴨川を渡って四条を目指す。
雨はどんどん強くなり、もう情緒とか言ってられないくらいの雨の中、四条になんとかたどりつき、このあたりに都路里がなかったっけ? などと言いながらぶらぶら。何かの思い込みだったのか店は見付からず(というか調べてみてもいないのだけど)、新京極の入口あたりに行ったところでそろそろ良い時間になったねと、昼食をとるために五条に戻ることにした。雨がそれはもうすごいし、歩いて戻る時間はなさそうだったので電車に乗った。
半兵衛麸
いつだったか京都に着たときに食べた麸がとてもおいしかったので、麸をメインに食べてみたいと思い、探したのが半兵衛麸。麸とゆばの専門店で販売もしている。この手のお店は他にもいくつかあったのだが、予約を入れてみたらとれてしまったのでこの店で昼食をとることにした。混んでなければ予約なしでも入れることもあるみたいだったが、基本的には予約が必要。
ちょうど予約の時刻に着いたのだけど、前のお客が終わっていないようでしばし待つ。15分か20分か。少々待ったところで中に通された。
出てくるもの出てくるもの麸ばかり(写真右上のご飯以外はほとんどが麸。この他にあと四皿)。一部ゆばを使った料理もあったけど、おおむね麸。料理がどういう感じで出てくるのかは、自前に見て知っていて、実のところ軽めの昼食というところかなと考えていた。まあ、適当にお茶するなりなんなりすればよいだろうと。ところが実際に出てきたのものは品数もボリュームもかなりのもので文字通りの満腹になってしまった。女性だと食べきれないんじゃなかろうか。
味のほうはというと、かなりうまい。味はもちろんだが弾力がこたえられない。いくらおいしくてもしばらくはいいや、というくらい食べたが、機会があったらまた食べに行ってみたいな。
清水寺
予定としてはぶらぶらしてからお茶にでも行こうか、というところだったのだけど、前述の通りそんな状況ではなくなってしまった。さいわいお店を出ることには雨が弱くなってきてもいたので、それほど遠くない清水寺に行ってみた。
修学旅行で行ったのを思い出しながら坂を登り続ける。
雨のせいもあって着いたころにはうす暗くなってきていた。順路通りにめぐったところで、さあどうするかねえ。新幹線の時間まではまだ少しあるけど、何か食べるという感じでもないし。雨だし。
結局、疲れてきたし、少し早いけど京都駅まで戻ろうかということになって、来た道をそのまま戻り、阪急の駅を求めてひたすら歩いた。
京都駅へ
荷物の一時あずかりが20:00までというのもあって、まず荷物を受け取りに行った。ともかくどこかで座って落ち着きたいねえということで、駅ビルの中を探す。結局スタバに行ったりして。
しばらくしてお腹のほうも落ち着いてきたけど、ちゃんとした食事をとるほどではない。でも、新幹線の中でお腹がすきそうだというところで、駅ビルにできたばかりというラーメン小路に行ってみることにした。が、行ってみるとすごい人。どこも小一時間は待つという状況で、それだと新幹線の時刻ぎりぎりになってしまう。しょうがないのでテイクアウトできるねぎ焼きとたこ焼きを買って食べた。味は…まあ、あんなものかなあという味。かろうじてまずくはない。
ちょっと早いけどホームへということで移動。途中やっぱりお腹がすきそうだということでおにぎりを一つずつ買った。
横浜へ
新幹線から地下鉄の最終に乗りついで最寄り駅まで。ふー。