茅ヶ崎にお引っ越し

引っ越しました。

どうにも部屋の広さが足りなくなったため。

私は学校を卒業して関東に移ってきたのだけど、その最初に住んだのが横浜市緑区だった。会社の寮がその当時あった。その寮を出て、短い期間、埼玉、東京に住んだことがあり、また、数年ほど松江に住んだ。そしてまた関東に戻って住んだのがやっぱり横浜だった。

横浜に住みたかったというようなことはまったくなかった。というか地方の外れの者にとって東京はまだしも横浜っていうのは意識に上ってくることがなくて、移ってきて初めて認識したようなところだった。だが、なんとなくそういう感じで気付けば地元以外で最も長く住んだ地域となった。地域に愛着的なものを感じたのも横浜が初めて。

当初は横浜市内で小さく移動するつもりだった。が、やっぱり横浜は高かった。まる一か月と少しかけて横浜市内をめぐったりもしたが、部屋を広くしようとするといろいろ無理が出てくる。それならいっそと土地勘もない湘南まで範囲を広げて、その結果、茅ヶ崎でいいところが見付かった。

決まるときはあっさり決まる。とはいってもあっちが〜こっちが〜と悩みはしたが、あの横浜めぐりはなんだったのかとちょっと思ったりもした。ただ、めぐっている中でいいカフェに立ち寄れたりもした。こんなことでもなければ行けないお店でもあったので、ま、あれはあれでよかったんだろう。(というか、近かったら通うのにーっていうカフェとかパン屋とかあったんだけど。横浜に住んでいてさえ行きにくいところが引っ越してほとんど行けそうになくなったのだった。)

そういうわけで、私にとっては新たな街、茅ヶ崎には先月末に引っ越してきた。まだ箱が積み上がっているっていう意外にもいろいろあって実は今だに引っ越し作業を引きずっている。それでも部屋が広くなるとなんとなくゆとりが出てくるのか、ピークが重なってしまった仕事が大変なことになっているなか、以前とは違った気分で過ごしている。

仕事がそんな具合いなので茅ヶ崎の街をみてまわるどころか、近所をひとまわりというのすらまだできていない。それでも、所変わればというものなのか、横浜よりもゆるい雰囲気があるような気はしている。都内から横浜に帰ってくるとホッとしていたものだが、それよりもなお。仕事をなんとか乗りきるころには気候もゆるんできているだろうから、またあちこちまわってみたい。コーヒー屋さんとかカフェとか。鎌倉とか寒川とかにも足をのばしてみたいな。

(Hack Cafeやるぞーとかって言ってたんですけど、ごめんなさい。)