とちぎRuby会議02でしゃべった
とちぎRuby会議02でしゃべってきた。
簡単なまとめ
楽しかった。とても。
(以下、長い。とても。)
出発編
寝坊の不安が最も大きかった。でも時間通りに目が覚めて、朝の準備には十分な余裕がある、はずだった。ところが早朝から電車トラブルがあり、状況がわからないなか出発の時刻を予定よりも数十分早めることになった。
横浜駅まで行って尋ねてみると、利用する路線はすでに定刻通りの運行をしているとのことで一安心。逆に時間の余裕ができてしまったので、以前から気になっていたドリップマニアでコーヒーを買ってみた。東京ブレンドM 350円。ハンドドリップするので少し時間がかかる。なかなかよい。改札内にあるので利用の機会はあまりなさそうだが、また利用してもよさそう。
そのコーヒーをちびちび飲みながら湘南新宿ラインを待つ。資料の直しなどしたかったのでボックス席がよかったのだけど、目の前にきたのは長イスの車両だった。距離が長いので座れることを優先してそのまま着席する。ここから二時間座り続ける。新幹線を使わない。というのも、電車に乗っている時間はそれなりに差があるけれど、移動の行程全体にかかる時間を見ると30分くらいしか差がないから。それでいて料金は倍。というわけで新幹線なしの複動を試してみたくなった。
宇都宮で乗り換えてまた着席。結局のところ、湘南新宿ラインではプリントアウトを見直すくらしかやらず、ここにきてようやくPCを開いて資料の直しをした。ぼちぼちtwitterをみたりもする。出発が早くなったおかげで昼食をみなさんといっしょにとれそうだ。
本番
西那須野には定刻通りに着いた。咳さんやすでに到着していたみなさんと無事合流でき、会場近くの中華料理屋さんで昼食。その後会場へ。
プロジェクターとの接続確認を終え、いざ本番。ここだけはと何度か確認しておいたのに、rabbitの画面を外部出力にまわすのをもたついてしまう。ちょっとお待たせした後でしゃべり始めた。順番は角さんの次。
時間オーバーで終える…… 始めるときに時刻をチェックしそこねてしまい、どれくらいオーバーしたか把握できていないというありさま。プレゼン資料上で時間を出すようにしなくちゃとどこかでは思っていたのに実際にはそうしていなかった。
テーマからは外れているというのか、こじつけのようなところのある内容で、一人ういてしまうかなと心配していた。だが他のみなさんの発表を聞いていると、意外に通じる部分があって、ある面では安心した。悩みどころが似通よっているということでもあり、それはそれで考え込むところでもある。
個人的には、仕事をどうしていくかという点でいろんなことを考えるいい機会になった。話の中にかなりの部分いれたつもりでもある。ちょっとおおげさだけども、やっぱり生き抜くことが最重要で、私にとってそれを越える何かはないような気がしている。その意味では手段を選んでいられないわけで、明日にはまったく違うことをしているかもしれない。
そうはいっても好きなことを好きなように、全部とはいわないまでもできる限りはそうしたい、というのが次にくるのは間違いがない。そこで自分でできることやしてきたことをふりかえった。そんな中で考えたのはネガティブな情報をいかに出し合っていくかということ。不安や不信を埋めるのは、実はその不安はもっともだという言説なのかもしれない。そして、個人の中に眠ってしまいがちなのはその種の情報や経験かもしれない。ただ寝かしておくのはもったいないのではないか。そういうことを話した。
予定はしていなかったのだけど、もし勉強会(など)をすることになったら〜という話の中で、咳さんに講師の依頼をして、突然だったにも関わらず快諾いただけた。ありがとうございます。前田さんと咳さんに講師をお願いできるといううれしい状況なので、本当に何か形を作ろうと改めて考え始めた。(toRuby的な勉強会は一つの形としてはよいかなと思っている。)
ライトニングトークス・toRuby
正直なところ、ともかく終わってほっとしたという心境でいっぱいいっぱいであった。(島田さんは早速中継作業に参加されるなど精力的に動いていらした。すごい。)それでもライトニングトークスはちゃんと見ていた。面白かった。
ドラがなかったので、時間になったら拍手をして終了という形式で行われた。これ、なかなかよいアイデアではないかな。ドラよりもこちらのほうがよいかもしれない。
続いて行われたtoRubyのdRuby勉強会。toRubyへの参加はこれで三回目となる。今回はRinda。本を読み進め、コードを書いて動かしてみる。全員がPCを用意できたわけではなかったのでペアプログラミングをするような形で実習が行われた。
Ruby会議2009のときには、それぞれがコードを動かして、相互に接続するという内容だった。今回は自分だけ、あるいはペアを組んだ人とそれを行う。どちらもおもしろい。
幕間
休憩に入ったところでtoRubyの池澤さんとご挨拶。とちぎRuby会議01のときに教えていただいて、気になっていた那須の珈琲工房というお店のコーヒー豆をいただいた。気になりつつもそうそう行けないところだったのでとてもうれしい。帰宅してから早速おいしくいただきました。ありがとうございます。
(帰宅してから見たぷっすまで日光のカフェが出ていて、またちょっと気になった。Shozo Cafeにも行かねばならないし。)
まとめ
人前で話をする機会をもうずっと持っていなかった。準備のやり方から何から、ほとんどすべての部分でとっかかりがないような状態だ。何をやるにも時間がかかるというのは予想通りだが、いつまでたっても不安がつきまとうのにはほんとうに苦労した。
でも終わってみれば最近になく楽しい経験だった。テーマは早めに決めたものの、ストーリーを詰めるのに時間をとられてしまい練習をする時間をほとんどとれない。その上、話す内容を詰め切ることは結局できなかったので、何だかぼんやりしているだけの話になってしまっていなかったかとても心配である。それでも楽しかったのは楽しかった。反省点は多く残ったが、また次の機会を作れるようにしていきたいと思った。
ところで新幹線を使わない移動の話。
横浜→西那須野は時間帯(8:40→11:51)もあってか車内が落ち着いていて、予想よりも楽だった。乗り換えがない分、眠るにしても本を読むにしても気楽。席をとれなければもちろんつらいだろうけれど。他方、帰りの西那須展→横浜は様子が変わる。夕方から夜にかけての移動(17:22→20:35)で車内はにぎやか。座れはしたものの落ち着かず、日中の疲れも多少はあってちょっとつらかった。
とちぎRuby会議01に行ってきた 3
迷った迷った。直前まで行こうかどうしようか迷った。が、行ってみて良かった。
この手の集まりに行くのはほんとうに久しぶり。久しぶりの参加が新幹線に乗っていくことになるとは我ながら驚きなんだけれども、ともかくいつもよりも早起きをして、寝過ごさないことだけにひたすら集中して移動した。車中では迷いの元であった原稿をパチパチとはじいたり。
とちぎRuby会議は二部構成となっていた。一部は原さんとごとけんさんによる招待講演とLightning Talksが行われ、二部は定期的に開催されている勉強会toRubyの特別版が行われた。
原さんは「博士の愛したRubyと数学」で、いかにRubyを身体の一部として使ってきたか、使っていくか、そしてその経験から未来のRubyの姿を予想するという内容だった。「未来にはもしかするとグローバル変数がなくなるかもしれない。その分クールになった。『むかしは良かった、グローバル変数なんてのがあってね』『グローバル変数を使うときにはちょっとドキドキしたもんだ』なんてことから『復刻版Ruby』が出るかもしれない!」なんて話も。
加えて、(脱線して?)ペンへの愛着についての話題がも盛り込まれていたのだが、その中であった「計算をするとき、紙との間にあるのはペン。ムキーとなってきたとき、それが良いものであることによって、投げ出すまでにあと10秒をもたせることができる。その10秒で先に進める。だから手に気持ち良いものが良い」というのが印象に残った(だいたいこのようなことだったと思う)。講演内容としては「Rubyもそのようなものに」と続くのだが、それはそれとして、ペン以外に紙やキーボードへの愛着もあるのかななんてことを思った。後で尋ねてみるのを忘れてた。
ごとけんさんは「20世紀Ruby」として、なつかしのPerl/Ruby Conferenceから現在までのごとけんさん自身のRubyとの関わり方をベースにした、Rubyをどう楽しむかというお話だった。思いがけずなつかしい名前が出てきてうんうんとうなずきながら聞いていた。WEBrickもさることながら、leakproxy.rbにはずいぶんとお世話になったなあ、なんて。
toRuby特別版ではdRubyを使ってみなでつなぎあってみるというのが行われた。無線LANのトラブルがあったりもしながら、あらかじめ用意されたサーバに接続するだけでなく、各人のPCに対して接続しあうなどできていたようだ。MS-Windowsだとうまく動かなかったり、1.9.1だと動作がおかしいかもしれないという話が出たりと、必ずしもすんなりとはいかないようだったが、終わるころにはみなそれなりに動かすことができたようだったし、時間中はなごやかな雰囲気であったこともあり、参加者はみな楽しめたようだ。やはりつながって動くものを目の前にすると楽しい。
私はというと、OS X上のmacportsで1.8.7と1.9.1を用意しておいたのだが、自ホストのアドレスを逆引きできないせいか(追求してない)DRb.start_serviceで例外が上がるなどして少し手間取った。自アドレスを明示することで例外を避けられたし、1.9.1では例外が上がらなかった。
その後、会場の片付けを少し手伝って、懇親会の会場へ移動。電車の時間を早めにしてしまったので途中あわてて抜け出す感じになってしまったが、直接にはお話ししたことのない人々といろいろとお話できて楽しかった。駅に着いてみれば時間に余裕があったので、せめてちゃんと挨拶をしてくればよかったと待ち合い室のベンチで思った。
勉強会というのに興味があったので、実際に参加してみようと年初に考えたのがきっかけの一つで、こうして実際に見られたのは、少し無理してでもいったかいがあった。運営の雰囲気くらいはつかめたかな。別の勉強会にも参加してみようと思う。その上で、何かネタがあれば近くで勉強会みたいなものを考えるのにも実は興味がある。横浜〜関内駅あたりで企画したらのってくれる人はいるかしら。
toRubyの最後にKEEP-PROBLEM-TRYがあったのでなぞらえてみると、KEEP: こうしたイベントや勉強会への参加を続ける、PROBLEM: せっかくなので行きたかったカフェが営業してなかった(確認不足)、TRY: しゃべる側にまわれるようネタ出し、というところかな。
少しだけど写真を撮ってきたのでよければどうぞ: とちぎRuby会議01


