オープンソースウェイ2004
興味深い内容のようだし、今回は横浜だし、行こうかなーという気分なんだけど武藤さんと同じく(?)チケット代がネックかなあ。
「その少年の名は、LINUX。」
テレビをつけたままあれこれやっていたらLinuxのCMが流れてた。IBMによるものなんだけど主体はLinux。こういうのが流れることがあるとはなあ。
2003年オープンソース・ビジネス・アワード 2
オープンソース活用に関する成果で、企業・個人・団体を問わず応募できます。また、自薦他薦を問いません。
募集対象例:
* オープンソースを活用した事業展開により、情報投資削減等で大きな効果を上げた企業/団体/個人
* 自治体等の比較的新しい市場にオープンソースを導入し成果を上げた企業/団体/個人
* オープンソースを利用してシステムを構築し、成果を公開することにより市場に貢献した企業/団体/個人
* 企業/団体内で、オープンソース活用に積極的に取り組み、オープンソースの普及に貢献した個人
[OSCAR Alliance プレスリリースより引用]
少しくらいはフィードバックとかいう観点が入ってこないものかねえ。このプレスリリースの文面だけを読むと「ただ乗り」を推奨しているように思えなくもない。で、OSCAR Allianceの基本方針というのを読んでみても、それ以外の視点は見えてこない。
1. オープンソース活用を目指す企業への様々なアドバイス
2. ユーザ企業とSI企業それぞれのビジネスメリット追求
3. 会員からの会費収入と事業収入による運営
4. オープンソースの普及啓蒙活動の推進
5. 基幹系アプリケーションのLinux対応化促進
6. 商用アプリケーションとの組合せ稼働確認と公表
7. オープンソース取扱技術者および業者の育成
[OSCAR Alliance 基本方針より引用]
まあ、フィードバックは義務じゃあないし、本当にただ乗りを推奨してるわけではないのだろうけど。ある意味での共存共栄というのはまだ可能性のある道じゃないかとも思う。フィードバックにはいろんな形があるしね。
LC2003 - OpenPKSD
これはLCのほうじゃないけど、OpenPKSDの話を聞いてきた。興味深い。「Ruby、OpenPGPがわかる人、または根性のある人」を募集中とのこと。また、Pure Ruby版の開発に興味のある人、ML等の運用をしてくれる人、キーマージのバグを調査してくれる人を併わせて募集しているとのこと。
まずは時間をとって動かしてみるかな。
LC2003 - Ruby実践事例
LCのほうではないのだけど、まつもとさんのセッションを聞いてRuby実践事例に。発表された事例は四つ。なかむら(う)さんによるMS-Windows上のRuby事情の話、moriqさんによるMySQL/Ruby、ERB、mod_rubyを使ったCGIプログラムの実例、IkegamiさんによるMing/Rubyの紹介、福井さんによるRubyとFlashの連携事例の紹介。
普段MS-Windowsを使っていない私にとって、MS-Windows向けのバイナリの区別はよくわからなかったのだけど、なかむら(う)さんの話を聞いていろいろ分かった。moriqさんの発表は実際に使われている例が出ているという点でよかったのだけど、時間をオーバーしすぎかなあ。内容に関係して思い出したのだけどcgi.rbではnkfを使わないようにするって話ではなかったかしら。アレは結構困った感じなのだよね。
Ming/Rubyの事例としてはLightning Talksの野首さんの発表がある。Ming/Rubyもおもしろいと思うのだけどJaMingがベースにしているMingが古いとかいう問題があったりするようだ。ブラウザが必要だというのも、それはそれで困ることもあると思う。その次にもう一つFlash関係の発表が続いたわけなのだけど、こちらは時間が足りなかったのか、プレゼンテーションの内容をよく理解できなかった。発表された範囲で言えば、FlashとRubyの連携はなされていないように思えたのだが…。
全体としてみると事前の企画と現場での進行がまずかったかなという感じ。ざっと見渡したところ40人かそれ以上の人が集まっていたわけで、それくらいの関心を集めることができたわけだ。せっかくのチャンス(Rubyにとって、発表した人にとって、来た人にとって、など)なのだから、もう少しとりまとめのほうにもパワーを割いてほしかったように思う。
LC2003 - Lightning Talks 2
吉山あきらさんによるISABSの紹介からスタート。ISABSというのはバグ情報をもとに危険なサービスを(強制的に)止めてしまうためのフレームワーク。こういう作業というのはみんな個々にやってはいることなのだけど、システマティックに管理するというのはなかなかめんどくさい。そのあたりをうまく吸収してくれそうな可能性は感じた。ネックになりそうなのはバグ情報の更新だろうか。
お次は野首さん。Shinjuku BOFのクイズシステムで「戻る」ができないと指摘されたことを受けてのリベンジ——じゃあなくて、Flashプレゼンテーションのススメ。ちなみに今度はちゃんと戻れてた。これを見ていて、Ruby/SDLを使ったプレゼンツールを作りかけていたのを思い出した。またひっぱり出していじってみようかな。
次。杉浦さんによるVFS for Rubyの紹介。open-uriとかぶるものかと思っていたのだけど、そうではなかった。かなり高機能でよい。どんなことができるかというと、こんなことができる:
$ ruby -r vfs -run -e cp -- -r dir ftp://server.example.jp/dir/
これでdir以下のファイルを再帰的にftp://server.example.jp/dir/にコピーすることができる。また、次のようなコードで一時ファイルをWebDAV上に作るようにすることができる:
require 'vfs'
require 'tempfile'
t = Tempfile.new('tmp', 'http://localhost/tmp/')
いやーすばらしい。ほしくなったのでパッケージングしてみようかと思っている。
続いて近藤さんによるOpenOffice.orgのリリースプロセスについての紹介、朝木さんによるKDE-3.2の新機能についての紹介、かずひこさんによるフォント問題の総括。かずひこさんのプレゼンテーションではフォント問題で何が起こっていたか、またどういう点で問題が発生したのか、今後どうなるのか、どういう動きがあるのか——そういったことが分かりやすく語られた。
次の徳永さんたちはuim等のデモンストレーションをするはずだったのだけどマシントラブルで表示できず、キムチシェーキについての漫才に変更となった。続いては野首さんの二本目「オープンソースにみる勝ち組と負け組」。ある種のリベンジ。やはり真の勝者は彼であろう。たいそうおもしろかった。
最後は森本さんによるソースボーチという提案。Lightning Talks直前の1.5時間ほどを使って急遽作られたネタとは思えぬできで、これも非常におもしろかった。
追記(2003-11-04): よく考えるとVFS for Rubyのdebianizeは私がやる必要はないのかな。待っていればそのうちパッケージになっているにちがいない。




