Ruby Way第二版
とある事情により、kmutoさん&トップスタジオさんから
Ruby Way第二版[rakuten](cbook24)の献本をいただいた。事情…… 率直に言うと、出版されているのを知ったときにはびっくりした。まあ、イロイロあるんだなって。
でも、それはそれ、これはこれ。以下、本の内容について。
最初の印象としては読者象を想像し難しいかなというところ。目次を見てピンとくる人はもちろん手にとってみても良いと思う。あとはいろいろなRuby表現を解説付きで学びたいといった要求にも応えられるのかな。そういってみると、入門書を終えた人や実用を始めたばかりの人なんかにおすすめできるのかもしれない。ちなみに本書の目次はSEshop.comでは見られないようなのだが、cbook24の商品ページで参照できる。
ちょっと気になるのは監訳注のバラつき。たとえば:
- 「このコードはRuby 1.8.6および1.9.0で問題なく動作します」というような、意味のとりにくいものがある(では監注が付いていないコードはどうなのか、と気になる)
- 「最近のバージョンでは」のような表現があるが、それは1.9.0-0のことなのか1.8.5とか1.8.6のことなのか
- 本文から少し距離のある(原著者がいれるような内容の)ものがあったりする
もちろん理解を助けてくれる監訳注もあるので、もう少しだけ全体的なバランスがとれているとより読み易くなったのではないかなと思う。
ついでにいうと、このタイミングで1.9系の情報に手を出すのは難しいのではなかったか、とも思う。構成上、どうしても断片的になってしまって網羅性とれないので、それはRuby 1.9 Wayになのかというと、ちょっと違うのではないかな、と。この本の主旨はそういうところに置かれているわけなので、1.9.0-0と1.9.0-1と、さらにその後でけっこうな変化がある状況の中、あえて入れないことを選んでも良かったのではないかしら。
(ふとRuby Way 1の監訳注を読み返してみたりして。視点の違いがちょっと面白い。)


