書店にて 1
ふとなかのにっきでレンズ関係の本の話題が出ていたことと思い出し、興味があったので探そうとするも書名が分からず手がかりがつかめない。店内の検索システムで「レンズ」をキーワードに検索しても、ヒットしすぎてどれだか分からない。そうだなかのにっきで検索すればいいやと考え、実際やってみたのだが、今度はまるでヒットしない。後になって気付いたのだけど、「レンズ」と入力したつもりが「カメラ」と入力してしまっていた。そりゃヒットしないわけだ。
そんなわけであきらめて帰ってきた。またそのうち。
ちなみに正解は図解 レンズがわかる本であった。
「コンピューターの世界から、「日本語」が消えたっ」
各所で話題になっている長尾たかし氏の二つの記事、コンピューターの世界から、「日本語」が消えたっと我国の危機の本質。
さて、残念な記事を見た。少々専門的な記事であるが、「トロン、マイクロソフトと提携」である。
この記事にピンとくる方は極少ないであろう。しかし、この記事は完全に日本のインターネットプロトコル開発が終焉を迎えたということを伝えている。
私は「IT立国を目指して」という、コラムを記したが、日本がIT立国として独立できる可能性はほぼ0パーセントとなった。20世紀には、日本はアメリカの核の傘の元支配されてきたが、今度はコンピューターの世界においてもアメリカ、マイクロソフト社の傘の下で生き続けなければならなくなったのである。
日本電気が「98シリーズ」というコンピューターを開発した。これは、日本人が開発したインターネット言語をもとに市販されたコンピューターであるが、圧倒的なマイクロソフト勢の攻勢により、敗北。しかし、インターネットプロトコルすらアメリカに牛耳られたのでは独立国家日本の確立はありえないと思う一部の「国士たる技術者達」により開発が続けられていた。しかし、今回の記事である。
コンピューターの世界に「日本語」は無くなってしまったのである。ネットワークの上で、日本人にしか理解できない暗号すら流せなくなった。と、同時に「マイクロソフト語」が主流となり、そんなネットワークに、日本の国益に影響を与える重要な情報を流して良い筈がない。
非常にショックな記事である。
[長尾たかし氏のコラム「我国の危機の本質」より引用]
昨日のコラムについての「嘘八百、素人以下の知識」など、「専門家」からの意見を複数頂いた。例えば、インターネットが世に出現する以前のトロンと何が関係あるのかというご指摘も頂いた。このテーマの自体伝えようとすることが実に複雑で、言葉足らずの点もあったと思う。
しかし、この問題を枝葉で捉えると意味がない。顕在化した、かつ出来上がってしまった話をしているのではない。すべては、日米構造協議の元で、「トロン技術」が、時の米国副大統領にとっても最も抹殺すべき優秀な技術であったことは事実であり、ネットワークのイニシアチブが取られてしまったことが問題なのである。「IETFというインターネット技術の標準化を推進する任意団体」が、問題なのである。
(略)
私は、技術の話をしているのではなく、その背景にある政治の話をしているつもりです。どうぞご理解ください。・・・長尾
ご指摘のとおり、「トロンもマイクロソフトも、今は単なるOSの違い」だけであるが、当時その延長線上には、OSソフトだけに止まらない問題が存在したことを多くの日本国民は知らない。トロンがマイクロソフトの立場であったならば、全く違ったネットワークが存在していた
(略)
危機が迫っているにもかかわらず、危機を感じているな所に、我国の危機の本質がある様な気がする。
[長尾たかし氏のコラム「我国の危機の本質」より引用]
「しかし、この問題を枝葉で捉えると意味がない。」というのがふるっている。
「OSソフトだけに止まらない問題が存在したことを多くの日本国民は知ら」ず、「危機が迫っているにもかかわらず、危機を感じているな所(いないところ、の間違いだろう)に、我国の危機の本質がある」というのであれば、もっとちゃんとした日本語で分かりやすくその問題を国民に伝えるよう努力していただきたい。政治の「専門家」にしかわからないローカルルールのもとに語られてもねえ。
で、こんなことを書いていて思ったのだけど、こういう形でリンクをする時にはちゃんと名前を入れてあげるとよいのではないかな。

つんどく棚がいっぱいになってしまった。

