とちぎRuby会議02でしゃべった

投稿者 akira 2009-10-26 09:15:00 GMT

とちぎRuby会議02でしゃべってきた。

簡単なまとめ

楽しかった。とても。

(以下、長い。とても。)

出発編

寝坊の不安が最も大きかった。でも時間通りに目が覚めて、朝の準備には十分な余裕がある、はずだった。ところが早朝から電車トラブルがあり、状況がわからないなか出発の時刻を予定よりも数十分早めることになった。

横浜駅まで行って尋ねてみると、利用する路線はすでに定刻通りの運行をしているとのことで一安心。逆に時間の余裕ができてしまったので、以前から気になっていたドリップマニアでコーヒーを買ってみた。東京ブレンドM 350円。ハンドドリップするので少し時間がかかる。なかなかよい。改札内にあるので利用の機会はあまりなさそうだが、また利用してもよさそう。

そのコーヒーをちびちび飲みながら湘南新宿ラインを待つ。資料の直しなどしたかったのでボックス席がよかったのだけど、目の前にきたのは長イスの車両だった。距離が長いので座れることを優先してそのまま着席する。ここから二時間座り続ける。新幹線を使わない。というのも、電車に乗っている時間はそれなりに差があるけれど、移動の行程全体にかかる時間を見ると30分くらいしか差がないから。それでいて料金は倍。というわけで新幹線なしの複動を試してみたくなった。

宇都宮で乗り換えてまた着席。結局のところ、湘南新宿ラインではプリントアウトを見直すくらしかやらず、ここにきてようやくPCを開いて資料の直しをした。ぼちぼちtwitterをみたりもする。出発が早くなったおかげで昼食をみなさんといっしょにとれそうだ。

本番

西那須野には定刻通りに着いた。咳さんやすでに到着していたみなさんと無事合流でき、会場近くの中華料理屋さんで昼食。その後会場へ。

プロジェクターとの接続確認を終え、いざ本番。ここだけはと何度か確認しておいたのに、rabbitの画面を外部出力にまわすのをもたついてしまう。ちょっとお待たせした後でしゃべり始めた。順番は角さんの次。

時間オーバーで終える…… 始めるときに時刻をチェックしそこねてしまい、どれくらいオーバーしたか把握できていないというありさま。プレゼン資料上で時間を出すようにしなくちゃとどこかでは思っていたのに実際にはそうしていなかった。

テーマからは外れているというのか、こじつけのようなところのある内容で、一人ういてしまうかなと心配していた。だが他のみなさんの発表を聞いていると、意外に通じる部分があって、ある面では安心した。悩みどころが似通よっているということでもあり、それはそれで考え込むところでもある。

個人的には、仕事をどうしていくかという点でいろんなことを考えるいい機会になった。話の中にかなりの部分いれたつもりでもある。ちょっとおおげさだけども、やっぱり生き抜くことが最重要で、私にとってそれを越える何かはないような気がしている。その意味では手段を選んでいられないわけで、明日にはまったく違うことをしているかもしれない。

そうはいっても好きなことを好きなように、全部とはいわないまでもできる限りはそうしたい、というのが次にくるのは間違いがない。そこで自分でできることやしてきたことをふりかえった。そんな中で考えたのはネガティブな情報をいかに出し合っていくかということ。不安や不信を埋めるのは、実はその不安はもっともだという言説なのかもしれない。そして、個人の中に眠ってしまいがちなのはその種の情報や経験かもしれない。ただ寝かしておくのはもったいないのではないか。そういうことを話した。

予定はしていなかったのだけど、もし勉強会(など)をすることになったら〜という話の中で、咳さんに講師の依頼をして、突然だったにも関わらず快諾いただけた。ありがとうございます。前田さんと咳さんに講師をお願いできるといううれしい状況なので、本当に何か形を作ろうと改めて考え始めた。(toRuby的な勉強会は一つの形としてはよいかなと思っている。)

ライトニングトークス・toRuby

正直なところ、ともかく終わってほっとしたという心境でいっぱいいっぱいであった。(島田さんは早速中継作業に参加されるなど精力的に動いていらした。すごい。)それでもライトニングトークスはちゃんと見ていた。面白かった。

ドラがなかったので、時間になったら拍手をして終了という形式で行われた。これ、なかなかよいアイデアではないかな。ドラよりもこちらのほうがよいかもしれない。

続いて行われたtoRubyのdRuby勉強会。toRubyへの参加はこれで三回目となる。今回はRinda。本を読み進め、コードを書いて動かしてみる。全員がPCを用意できたわけではなかったのでペアプログラミングをするような形で実習が行われた。

Ruby会議2009のときには、それぞれがコードを動かして、相互に接続するという内容だった。今回は自分だけ、あるいはペアを組んだ人とそれを行う。どちらもおもしろい。

幕間

休憩に入ったところでtoRubyの池澤さんとご挨拶。とちぎRuby会議01のときに教えていただいて、気になっていた那須の珈琲工房というお店のコーヒー豆をいただいた。気になりつつもそうそう行けないところだったのでとてもうれしい。帰宅してから早速おいしくいただきました。ありがとうございます。

(帰宅してから見たぷっすまで日光のカフェが出ていて、またちょっと気になった。Shozo Cafeにも行かねばならないし。)

まとめ

人前で話をする機会をもうずっと持っていなかった。準備のやり方から何から、ほとんどすべての部分でとっかかりがないような状態だ。何をやるにも時間がかかるというのは予想通りだが、いつまでたっても不安がつきまとうのにはほんとうに苦労した。

でも終わってみれば最近になく楽しい経験だった。テーマは早めに決めたものの、ストーリーを詰めるのに時間をとられてしまい練習をする時間をほとんどとれない。その上、話す内容を詰め切ることは結局できなかったので、何だかぼんやりしているだけの話になってしまっていなかったかとても心配である。それでも楽しかったのは楽しかった。反省点は多く残ったが、また次の機会を作れるようにしていきたいと思った。

ところで新幹線を使わない移動の話。

横浜→西那須野は時間帯(8:40→11:51)もあってか車内が落ち着いていて、予想よりも楽だった。乗り換えがない分、眠るにしても本を読むにしても気楽。席をとれなければもちろんつらいだろうけれど。他方、帰りの西那須展→横浜は様子が変わる。夕方から夜にかけての移動(17:22→20:35)で車内はにぎやか。座れはしたものの落ち着かず、日中の疲れも多少はあってちょっとつらかった。

勉強会のテーマ案

投稿者 akira 2009-07-15 01:44:00 GMT

昨日の帰りみちでの思い付きだけど、わりとピンときているのでこのあたりでやってみようかなと考えている。おそらく横浜近辺にて開催。参加見込みがまったくわからないので、興味があるという人がいたらコメントなどもらえるとうれしいです(twitterやfriendfeedでも)。

五人くらい集まるようならやってみよう。(五人くらいなら、どっかのカフェでってのもよいかな。)

Capistrano勉強会「deploy.rbを読む夕べ」

  • 目標
    • タスクを書けるようになる(その足掛かりをつかまえる)
  • 開催日時
    • 未定(7/下〜8/中くらい?)
    • 二時間程度
  • 前提知識
    • スクリプト言語の経験 - Perl、PHP、など(もちろんRubyでも)
    • ある程度のUNIX知識(シェルの利用方法など)

Rails向けに提供されているdeploy.rbをいっしょに読んでタスクの構造を学ぶ。実際に使われているタスクの実装を読み解くことによりSSHフレームワークとしてのCapistranoの姿をとらえ、その(Rails以外での)活用方法を知る。

CapistranoでRubyを始めてもいいんじゃない?

Debian勉強会「パッケージを作ろう」

  • 目標
    • 自分でパッケージを作れるようになる
    • 既存パッケージをカスタマイズできるようになる
  • 開催日時
    • 未定(9月くらい?)
    • 二〜三時間程度
  • 前提知識
    • Debian/Ubuntuでのパッケージ操作経験(aptitude/apt-getによるインストールや削除など)
    • ソフトウェア構築の経験(configure; make installなど)

経続的なメンテナンスが可能なパッケージ作りを考える。パッケージ間の関係性やポリシーの役割りに注目し、長く使える、どこでも使えるパッケージを目指す。

またパッケージ作りの流儀を概観し、既存パッケージのカスタマイズ方法を知る。

Debian Ruby 1.9会議を終えて

投稿者 akira 2009-07-07 12:31:00 GMT

この前の日曜日、Debain Ruby 1.9会議を無事に開催することができました。

最終的な参加人数は10人。三時間みっちりと議論を行えました。当初の予定を大きく越えて、なかなかに深い話ができたと思います。あまり単純化して考えてもいけないかもしれませんが、人が集まるというのは得るものがたくさんあります。

実のところ、参加した人々に満足してもらえるような話題を用意できるのかかなり不安でした。そもそもがごく奥まった狭いところにしぼった集まりあったわけで、参加する人には何らかの期待があるとして、 それに応えられないのでないかと思っていました。しかしやってみればそんなことはなく、考えいたよりもスムーズに、かつ広がりを持ちつつ議論を進められました。意見交換ができればまずは十分、なんて言いながら始めたのが信じられないくらいです。

議論そのものがよい感じで進んだのはもちろんですが、 ToDoがいくつか出来たのはよかったです。Ruby開者のcoreチームから参加していただけたのもずいぶんと話を進められた要因だと思います。 Debianパッケージメンテナンス的にはかなり重要な情報もいただけました。

今回の内容はなるべく早いうちに何かの形にまとめる予定です。もちろん手を動かしていくこともします。

というところでちょっと反省点を。

石川町駅からの会場への道順の説明で「川があるから〜」と書いていたのですが、実際に歩いてみると大通りがあって川なんて見られませんでした。気付いたのは当日。なまじ地図が頭に入っていたせいで失敗しました。気を付けねばなりません。

しゃべっている間のメモ取りは難しいです。 録音しようかどうしかう迷って、 結局は録音しませんでした。でも、したほうがよかったかも。ああしよう、こうしよう、というのもあったのですが、なかなか思う通りには。

最後に、参加されたみなさまおつかれさまでした。 そしてありがとうございました。 まとめ作業などでもう少しお付き合いいただくことがあるかと思いますが、どうぞご協力ください。また、個人的にはパッケージメンナンス作業に対して弱気になることがままあるのですが、今回、いろいろな話を聞くことができかなりはげみになりました。

(蛇足: 事前に最も不安に思っていたのは、実は茶菓子だったりします。甘いものが苦手な人やコーヒーを好まれない人もいるかもしれないし…… そもそも好みに合うものやらどうやら…… などなど。幸いおおむね気にいっていただけたようで、ほっとしています。)

リンク

Debian Ruby1.9会議の詳細のお知らせ

投稿者 akira 2009-06-20 10:19:00 GMT

先日お知らせしたDebian Ruby1.9会議の開催日時と場所が以下に決まりました。

参加される方へのお願い

参加される方との連絡・情報交換のためにGoogleグループに場を設けています。ATNDで参加登録された方は、私(akira.yamada gmail.com)まで以下の二点をお知らせください。

  • 登録するメールアドレス
  • ATNDでのユーザ名

Capistrano/Vlad勉強会

投稿者 akira 2009-06-11 23:03:00 GMT

6/24に発売されるWEB+DB PRESS Vol.51WEB+DB PRESS Vol.51[rakuten]には「Webサーバの負荷分散環境におけるデプロイ/ファイル転送<基礎と実践>」という記事があり、その中でrsync、makuosan、Capistranoが扱われている。makuosanもたいそう気になるが、ここではCapistrano。Capistrnaoの記事は舘野祐一さんによるもので実践的な内容が期待できそうな気がする。

Capistrano/Vlad勉強会をやってみようと考えていたところにこの記事があった。そんなわけで、この記事を受けて(?)来月、2009年7月後半のどこかで勉強会をやろうと決めた。(RubyKaigi2009があるから最後の週かな。)

勉強会の内容について、一応のイメージは前に書いたようなものを持っている。でも、ねるのはこれからなので、こんな内容があるといいなとか、こんなコンテンツを持ってるよとか、そのほか何でも意見をもらえるとうれしいです。

Debian Ruby1.9会議のお知らせ 2

投稿者 akira 2009-06-04 13:20:00 GMT

きたる2009-07-05(日)にDebian Ruby1.9会議を開催することになりました。Debianにおける主要なRubyパッケージ開発者のうちの実に二名が参加することが決定しています…… とか言っても、お気付きの通り、そのうちの一人は私です。

今回の開催はRubyパッケージやRubyGemsのパッケージの開発者であるdaigoさんから声をかけていただいたのがきっかけです。現在、構成変更などの議論を進めている関係で、Debian/sidにおけるRuby 1.9のパッケージのリリースが遅れています。その状況を改めて確認し、解決しなければならないことや決定しなければならいことを話し合い、物事を先に進めていこうというのが主旨です。

かなり奥まったところにある話題なので、興味を持つ人は限られるかもしれませんが、話を聞いてみたい、意見がある、パッケージ開発者を見てみたい、といった方がおられましたらご参加ください。Debian Ruby1.9会議の参加登録はATNDで受け付けています。

開催地は川崎〜横浜のどこかになることが決定しています。ただし具体的な会場などは未定で、二人以外の参加者がどれくらいあるかに応じて会場を確保したいと考えています。

私個人としては、参加者がある程度集まって、時間に余裕があるようなら、おまけ的にRuby on Debian談義をするのも悪くないかなと思っていますが、これは単に思い付きレベルの話で未定です。(それにしても奥まった話題のような気もしますが。)

Capistrano/Vlad勉強会 1

投稿者 akira 2009-06-01 12:09:00 GMT

CapistranoとVladの勉強会をやってみようかと考えている。勉強会の勉強をした際の勉強会開催までの手順でいうと最初の手順。

内容は、Railsアプリケーションのデプロイ方法など、ではなく、タスクの読み書き。レシピを使ってデプロイするための情報は日本語でもそれなりにあるし、Railsデプロイでも(バージョンは少し古いが)扱われている。一方、タスクの書き方についてはあまりまとまった情報があるとは言えず、自分で書くときにもソースにあたったことが幾度となくあった。最近になってRDocがずいぶん増えたのだが、Rails以外にも使えるのだなというところで情報交換できるとよいのではないかと思う。

他方、Vladのほうはまだこれから知られていくといった段階にあると思うので、まずは標準的なタスクを使うところから扱ってもよいだろう。Capistranoとの比較という形においてCapistranoのRailsアプリケーション向け標準レシピに触れることもできる。その上でVladについてもタスクの読み書きへと進めて、さらにCapipstranoとの構造的な比較をできれば面白そうだ。

扱う内容や時間のとり方によっては一回におしこむことは難しくなりそうなので、まずは可能な範囲で小さくやってみたい。となると最初はCapistranoだけかしら。そのあたりであれば自分でコンテンツを用意できるだろうというつもりはある。日時などを決めれば開催できるはず。(とはいえ、たとえばRails以外のフレームワークでの活用方法なんていうのも具体的な事例として興味をひきそうでもあり、その方面など、その他もろもろで他の人にお願いしたほうがよさそうならそうするつもり。)

と、いうわけで。10人くらいでどこかのカフェで、とか、どうでしょうね? (七月のどこか、くらいかな。)

勉強会の勉強

投稿者 akira 2009-04-22 12:40:00 GMT

Rails他のweb系フレームワークのコードを読むような勉強会はどうだろう。なんてことをちょっと考えていて、そのために勉強会のことをちょっとだけ調べてみた。今こそ! 勉強会: 第3回 勉強会を始めようによれば以下のようなステップがある。

  • 開催のテーマを決める
  • 開催前の準備 - 仲間になってくれる人、賛同してくれる人を探す
  • 発表者を集める(発表のあるスタイルの場合)
  • 開催日時と場所を決める
  • 懇親会の準備
  • 告知・参加者の募集
  • 勉強会の開催(開催当日)
  • フォローアップ

項目自体は思い付く通りといったところだが、注意点がいろいろとあることがわかる。勉強会カンファレンスキックオフのサマリーも参考になる。各種の決定・準備・告知などは地道にやるとしても、手間がかかりそうなのは受け付け。ただ今時は各種のサービスやツールがあるのでそれを使うとよさそう。どのようなものがあるかはMetaConにまとめがある。

あちこち見ている中で出会ったまっちゃだいぶくメソッドが興味深い。「参加者が本当に美味しいと思うお菓子を用意して、美味しかったと書いてもらう」というものだそうで、テクニックとしてなるほどと思える。ただ「本当に」あたりで外すとなかなかつらいことになりそうでもあるが。(小人数である程度見知った人々でやるならお奨めのカフェなんかをまわるのも良いかも。)

同メソッドはフォローアップをやりやすくしたり、あるいは次回参加をしやすくしたりする効果がありそうだが、他方、初回参加をやりやすくする方法も何か考えたほうがよいのかもしれない。特に今回のネタをやるとしたら、開催側ですら初めてということになるわけだから。

さて、今の状況だが、テーマと開催地域にはイメージがあるもののそれ以外は白紙で、ありていにいって、単に思い付いただけの状態。地域は横浜〜関内〜石川町あたりで、これは私が行けるところ。もちろん主催するならという話。テーマは前述の通り、web系フレームワークの内部を読解するようなものを考えている。

  • Rails、Rack、Passengerあたりの動作をコードから追う
  • その過程でRubyらしさを抽出して共有できるとさらによい
  • Rails系だけでなくSinatraなど他のフレームワークも扱いたい(長期開催が可能なら)
  • Ruby系だけでなく他の言語についても扱い、各言語らしさの違いなどを見る(横展開が可能なら)

RailsはでっかいのでRackなんかから始めて、Passenger、railties、actionpack、と移っていくのがよいかもしれない。ただRailsそのものをどこまでも深くというよりも、他のフレームワークや、他の言語のフレームワークとの比較…… とまではいかなくても雰囲気の違いを感じられるようなことができるといいなと思っている。うまく広げられたら交換勉強会みたいなことができればな、とも。

まだ思い付いただけで、何をどうしていくかまったくわかっていないが、それなりにやる気が出てきていたりはする。コメントやアドバイスをもらいながら、具体化する方向で考えていってみたい。

とちぎRuby会議01に行ってきた 3

投稿者 akira 2009-02-21 13:54:00 GMT

迷った迷った。直前まで行こうかどうしようか迷った。が、行ってみて良かった。

この手の集まりに行くのはほんとうに久しぶり。久しぶりの参加が新幹線に乗っていくことになるとは我ながら驚きなんだけれども、ともかくいつもよりも早起きをして、寝過ごさないことだけにひたすら集中して移動した。車中では迷いの元であった原稿をパチパチとはじいたり。

とちぎRuby会議は二部構成となっていた。一部は原さんとごとけんさんによる招待講演とLightning Talksが行われ、二部は定期的に開催されている勉強会toRubyの特別版が行われた。

原さんは「博士の愛したRubyと数学」で、いかにRubyを身体の一部として使ってきたか、使っていくか、そしてその経験から未来のRubyの姿を予想するという内容だった。「未来にはもしかするとグローバル変数がなくなるかもしれない。その分クールになった。『むかしは良かった、グローバル変数なんてのがあってね』『グローバル変数を使うときにはちょっとドキドキしたもんだ』なんてことから『復刻版Ruby』が出るかもしれない!」なんて話も。

加えて、(脱線して?)ペンへの愛着についての話題がも盛り込まれていたのだが、その中であった「計算をするとき、紙との間にあるのはペン。ムキーとなってきたとき、それが良いものであることによって、投げ出すまでにあと10秒をもたせることができる。その10秒で先に進める。だから手に気持ち良いものが良い」というのが印象に残った(だいたいこのようなことだったと思う)。講演内容としては「Rubyもそのようなものに」と続くのだが、それはそれとして、ペン以外に紙やキーボードへの愛着もあるのかななんてことを思った。後で尋ねてみるのを忘れてた。

ごとけんさんは「20世紀Ruby」として、なつかしのPerl/Ruby Conferenceから現在までのごとけんさん自身のRubyとの関わり方をベースにした、Rubyをどう楽しむかというお話だった。思いがけずなつかしい名前が出てきてうんうんとうなずきながら聞いていた。WEBrickもさることながら、leakproxy.rbにはずいぶんとお世話になったなあ、なんて。

toRuby特別版ではdRubyを使ってみなでつなぎあってみるというのが行われた。無線LANのトラブルがあったりもしながら、あらかじめ用意されたサーバに接続するだけでなく、各人のPCに対して接続しあうなどできていたようだ。MS-Windowsだとうまく動かなかったり、1.9.1だと動作がおかしいかもしれないという話が出たりと、必ずしもすんなりとはいかないようだったが、終わるころにはみなそれなりに動かすことができたようだったし、時間中はなごやかな雰囲気であったこともあり、参加者はみな楽しめたようだ。やはりつながって動くものを目の前にすると楽しい。

私はというと、OS X上のmacportsで1.8.7と1.9.1を用意しておいたのだが、自ホストのアドレスを逆引きできないせいか(追求してない)DRb.start_serviceで例外が上がるなどして少し手間取った。自アドレスを明示することで例外を避けられたし、1.9.1では例外が上がらなかった。

その後、会場の片付けを少し手伝って、懇親会の会場へ移動。電車の時間を早めにしてしまったので途中あわてて抜け出す感じになってしまったが、直接にはお話ししたことのない人々といろいろとお話できて楽しかった。駅に着いてみれば時間に余裕があったので、せめてちゃんと挨拶をしてくればよかったと待ち合い室のベンチで思った。

勉強会というのに興味があったので、実際に参加してみようと年初に考えたのがきっかけの一つで、こうして実際に見られたのは、少し無理してでもいったかいがあった。運営の雰囲気くらいはつかめたかな。別の勉強会にも参加してみようと思う。その上で、何かネタがあれば近くで勉強会みたいなものを考えるのにも実は興味がある。横浜〜関内駅あたりで企画したらのってくれる人はいるかしら。

toRubyの最後にKEEP-PROBLEM-TRYがあったのでなぞらえてみると、KEEP: こうしたイベントや勉強会への参加を続ける、PROBLEM: せっかくなので行きたかったカフェが営業してなかった(確認不足)、TRY: しゃべる側にまわれるようネタ出し、というところかな。

少しだけど写真を撮ってきたのでよければどうぞ: とちぎRuby会議01