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\ay日記

やまだあきら(iddy)の日記、記録、覚え書きまたはメモ。


2008-04-15

_ Passenger (mod_rails) 1.0.1の動作 del.icio.usに追加 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加 Buzzurl に追加

ざっとドキュメントを読んでみたところでは、アプローチとしてはFastCGIと似ているみたい。つまり、Railsアプリケーションのために起動されるプロセスを永続化させることで速度を得る。

ただ、FastCGIと違う点が(もちろん)あって、その一つはフレームワークのコードと、フレームワークのコード-アプリケーションの組み合わせに応じてコードをキャッシュする(プロセスを確保しておく)ということのようだ。フレームワークのコードというのは、アプリケシーションが利用しているRailsのことで、コードの所在やgemのバージョンなどに応じてプロセス(framework spawn server)が作られる。その先にアプリケーションのコードまでを読み込んだプロセス(application spawn server)が作られ、そこから具体的なアプリケーション実行プロセス(インスタンス)が生成される。

これらキャッシュまわりのプロセスのツリーの構築はpassenger-spawn-server(spawn server)が行うのだが、その他の制御はmod_passengerが行う。つまり、しかるべきプロセスに対してアプリケーションを動作させるためのプロセスを生成させ、それをコントロールするのはmod_passengerの仕事となる。ただ、実際には、framework spawn serverとapplication spawn serverについてのタイムアウト処理については、それぞれspawn serverとframework spawn serverが行っているようだ(個々のインスタンスのタイムアウトはmod_passengerが処理する)。

他にはconfig/environment.rbのオーナーの権限でアプリケーションを動させること(ただし特権では動作せず、RailsDefaultUserの権限になる)や、リクエストURIとRailsアプリケーションのマッピングの簡略化なども特徴といえるようだ。

Mongrelなどに対しては、ヒマしてるプロセスを長居させなくてすむといった利点が挙げられている。また、「Ruby Enterprise Edition」を使うことでcopy-on-write的な点でメモリ効率も上げられるよーというようなことが書いてある気がするが、肝心のRuby Enterprise Editionが何ものなのかはまだ資料が出来ていないようでよく分からない。

複数のアプリケーションを同居させるときのマッピングの指定方法やmod_aliasとの相性問題(?)など、ドキュメントをながめただけでは詳細が分からない点もあるが、前述のことも含め、実際に動かしてみてみよう。

追記1: ソースを読んだりしてもう少し様子が分かった。RailsBaseURIというのはLocation+SetHandlerみたいなものなのね。

追記2(2007-04-16): mod_aliasとの相性というか、要するにDocumentRoot以下の構造とリクエストURIのパス部分の構造が一致しているのを想定しているということのようだ。なので、Passengerが動作するバーチャルホストでmod_aliasを使うとすぐにアウトということでもない。もう少しがんばれそうだが、今後どうにかしていくのかな?

Tags: Rails

_ Passenger (mod_rails) 1.0.1を動かしてみて del.icio.usに追加 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加 Buzzurl に追加

少しだけど実際に動してみることでもう少し分かったので、先の記事を少しだけど書き換えておいた。

他に気付いた点として、passenger-spawn-serverにはSIGHUPでリロードがかかるような感じのコードがあるのだけど、シグナルハンドラを設定する親クラスのコードではSIGHUPを常に無視するようになっていて、結局のところSIGHUPには無反応になっているようだというのがある。もうちょっと確認したほうが良さそうだけど、その通りだとすればどっちが位図した挙動なのか気になる。SIGHUPでリロードしてくれたほうがうれしいように思う。

あと、spawn server系を外部から、つまりkillコマンドとかで終了させると、しばらくはエラー表示が出るようになる。しばらくというのはアイドル時間をすぎるあたりまでということだと思うが、詳しくは見ていない。関連して、運用時にはエラー出力用のテンプレートを調整しておいたほうが良さそうだ。そのままバとバックトレースとか出ちゃう。

運用に際してといえば、たとえば高負荷時の挙動だとか、前述のプロセスが予期せず死んだときの挙動だとか、そういった部分での検証は必要ではあるものの、単に動かすという意味ではインストールさえできればわりとすんなりと動いてくれる。Apache HTTPサーバ2.xでなければならず、今のところprefork MPMにしか対応していない(と書いてある)点が少々ひっかかるが、それがすごく問題ということもないだろう。Mongrelなんかよりも手間はまずまず少なくてすむように思える。

もうちょっと調べてみてはいるので、いずれ期会があればまとめてみる気になるかもしれない。が、そんな機会はないかもしれない。メモだけなら簡単なんだけどねえ ;-)

Tags: Rails
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