「この APT が対応している以上の数の説明が要求されました。」
$ apt-cache policy apt E: この APT が対応している以上の数の説明が要求されました。 E: Problem with MergeList /var/lib/dpkg/status $ LANG=C apt-cache policy apt apt: Installed: 0.7.14+b1 Candidate: 0.7.14+b1 Version table: *** 0.7.14+b1 0 [...]
日本語環境でなければそういうこともないので、なんだろうとしばし考えてしまった。日本語訳されたパッケージ情報を扱えるようになったためということのようだ。同じ環境で以下のように、翻訳情報を扱わないようにするとこの現象は起きなくなる。
$ apt-cache -o APT::Acquire::Translation=none policy apt apt: インストールされているバージョン: 0.7.14+b1 候補: 0.7.14+b1 バージョンテーブル: *** 0.7.14+b1 0 [...]
日本語情報がどうしても必要ということもないので…… というか、あらゆる場面で同じエラーが出てしまっているので、とりあえずはapt.conf.dに書いておこう。
最近APTが遅いなあと思ってはいたのだけど、これも同じ原因のようだ。ま、扱うデータ量は単純に考えると倍以上になりそうだからしょうがないのかな。
ブラッラリー・ティーズ・ミュゼ
横浜美術館にあるブラッラリー・ティーズ・ミュゼでランチ。料理はおいしかったしまずまずのボリュームもあった。ただ値段のことを言うと値段なり。
これだけ出せば、まあこのくらいはという感じ。不満というわけではないけど。ただしセットのコーヒーはまずかった。
元町にお店があったころはもう少しリーズナブルなメニュー構成であったような記憶があるのだけど、あんまりさだかではない。ロケーションに合わせてっていうところもあろうかとは思うし。
小雨の降るなか「よさこい」的なイベントが行われており、外ではドンチャンやっていた。それはあんまり気にならなかった一方で、お隣さんの女性二人組のうちの一人がすごいいきおいで職場のグチをはきだし続けてくれたのにはちょっとまいった。
おさんぽ: 元町→山下公園→横浜公園→関内
ランチのあと元町を通って山下公園にまわった。観光の人が多そうな公園を通り抜け、日本大通りから横浜公園へ。猫たちを見てから関内のほうに向かい、あんまりにも暑かったのでタリーズでひとやすみした。
こんなおさんぽ→flickr 



REGA
石川町駅から見ると元町通とは反対側の、人通りからはちょうどよく離れたところにあるレストランREGAは、この春にオープンして三か月とのこと。ビルが建てかえらたときに出来たお店で、そのときから少し気になっていた。
ランチは前菜とパスタに飲み物がついて1,400円。それにデザートをつけると1,900円。後者にはお茶うけのお菓子もつく。パスタは数種類から選べる。このときはサーモントマトクリームのパスタと白身魚と水菜のパスタをたのんだ(水菜の状態がよくないということでツルムラサキ? に変更になった)。どちらもほどよい加減でおいしかった。
一つはデザート付きにして、こちらも数種類から選べるなかからリコッタチーズと松の実のタルトを選択。このタルトの松の実が、ちょっとおかしな言い方かもしれないけれど、瑞々しい食感があってちょっと珍しいなと思った。そしてなんともおいしかった。
ランチコーヒーはマシンでいれたもので普通。ただ一緒に出てきた砂糖が面白い。スイーツに使われるメイプル風味の砂糖にバニラを添えて密閉しておいたものだそうで、それ自体をちょっと食べてみたくなるようなものだった。実際ちょっとだけ食べた。
値段そのものはランチにはちょっと高めかなと思うけど、おいしかったし感じもよかったので満足できる。また行きたい。
夏のくじら
図書館戦争別冊IIといっしょに買ってきた、大崎梢さんの新刊
夏のくじら[rakuten]を読み終えた。
高知よさこい祭りを舞台にした物語で、まさにこの週末に読むための一冊…… というのは、昨日ようやくページを繰り始めてから知った。ちょうど今やっているだな。
東京で育ち、高知は田舎。中学の頃までは夏休みになると高知にやられていた主人公篤史。人付き合いが苦手なために無愛想にもなりがちで、かつて一度だけ、高知での最後の夏に従兄弟に誘われるまま踊り子として参加したよさこい祭りでも無愛想ぶりを発揮してしまう。高知はそれっきり。高知にも祭りにも良い思い出はない。そんな彼が高校を卒業し進学したのは高知の大学だった。高知で久しぶりに合う従兄弟は、常になく熱心によさこい祭りへの参加を進める。訊けば町内会チームの再結成だと言う。
最初から最後までよさこい祭りを舞台にした物語だった。
今年高知に来たばかりでもあり、決して取っ付きやすくはない人柄のこともあって、さまざまな想いを抱いて鯨井町チームを立ち上げた人々の中へ、従兄弟の押切と惰性に任せて及び腰で参加してしまった主人公がいかに過ごすのかが描かれる。人と出会い、ぶつかり、厳しい練習を経験し、やがてその熱狂に重なっていく、その一方で彼にはどうしても果たさなければならないことがあって……。
よさこい祭りというのは名称くらいはもちろん知っていたけれど、何年かに一度、ニュース番組などで映像をちらと見る程度だったから、チームによってはプロの振り付けやプロの衣装を手配しているうえに、すべてが持ち出しでの参加だということや、チーム自体は基本的に毎年結成と解散を繰り返していること、演舞の順番は開場ごとに到着順で決まること、など、すべて知らなかった。いくらかよさこい祭りそのものに興味を持ちつつ読み進めることができた。
物語の本筋は面白かった。まずまず滑らかに進行していると思ったし、かといって一本調子でもなく。ただ、最初から最後まで祭りの中にすっぽりはいっているので、全編日常からは距離を置いたところでの展開であったことで、少々起伏に欠けるように感じた。
祭り、チーム、体育会系、縦横のつながり、といった非日常の中で描かれる、個々人の営みといった趣きもあったとは思うし、そういう舞い上がり、浮き上がりつつある中で、あるところではしっかりと地に足をつけてい振る舞う様子に憧れを感じたりもするのだが、何かもうひとひねりあり得たのではないかという気もしている。
人ごみがとても苦手なのでよさこい祭りを間近に観に行くなんてことはこれからもないと思うが、一夏ごとに生まれかわり、新たな交流を易く受け入れつつ、ある形を保ち継続されるという、単にがちゃがちゃ騒ぎ踊るだけという自分の中でのイメージとは違った様態であるのを知れたのは良かった。ちょっと身近になった。
最後に、カバーを付けたまま読んだ人はカバーを外してみましょう(実は、カバーを外して読んでいるところを見かけた奥さんに可愛い本だねと言われて気付いた)。


