容疑者xの献身
うひょー、すごい話だ。という感想。もっとも推理小説は、とりわけ長編のような本格的なものはほとんど読まないので他の作品と比べてどのくらいすごいのかは分からないけど。
読みなれてないせいか鈍いせいか(おそらく7:3から6:4で後者)、タネが明かされてからも関係を把握するのにしばし時間がかかっちゃったよ。おまけにいくぶん涙しそうになった。いや、ホントはちょっと泣いた。おどろいて。
この本を入手したのは「博士の愛した数式」+「電車男」というコメントを目にしたのがきっかけ。「電車男」のほうは読んでないけど、噂に聞くイメージと、それからこの本が推理物であるということから、なんというか、こう、「む?」と思い、それがどこかにひっかかって「んじゃま読んでみるか、でも『電車男』を読むのもねえ」ということでこっちにした。著者の本を読むのも初めて(だったと思う)。
結果的には元もとれて良かった良かった、なのではあるが、かつ「電車男」は未読のままなのであるが、やっぱり「博士の愛した数式」+「電車男」は外してやしないのかなと思える。いや「電車男」のほうだけじゃなく。ま、読み方はいろいろだと思うし、自分のそれが正解だとも思わないし、もしかすると「電車男」の内容がもんのすごいアクロバティックなのかもしれないけど。
東京タワー
東京タワー[rakuten]を読んだ。リリー・フランキー著。
寝る前に少し読んで、ベッドの中であと少し読んで、というつもりだったのだが、なんだかんだと一息に読んでしまった。一息にと言っても、さて寝ようかというころには外は明るくなってきていたようだった。
そんなわけで今大変眠い。
副題(?)が「オカンとボクと、時々、オトン」というので、中心となる環境はある家族の在り方。その方面については著者の表現に乗っかる形で感動したり考えをめぐらせたりした。というのは、どういってみても境遇が違うし、身内を亡くしたときのリアクションも違うので、共感というような方向のものにはならなかった。もちろん「親」に対する考え方も違う。
一方で、だらだらと時間を過ごしていたころの著者には共感を覚える部分があって、「オトン」の言葉にちょっとショックを受けたりもした。だから目に見えて何かが変わるというものでもないし、やはり境遇も違うのだけど。
第一の目的はリリー・フランキーさんの文章を読んでみたいというのだったのでその点は十分。内容としても面白い——という言い方はちょっと違うかもしれないけど、ともかく満足はできた。でも一番の収穫は「オトン」の言葉かなと思う。
ラーメンズ第15回公演「アリス」
WOWOWで見た。ラーメンズという名前を知ったきっかけは佐藤竹善さんの「風光る」関係のインタビュー記事で、映像として初めて見たのはそれを読む数か月前、たしか日本テレビの23:00くらいの時間帯の番組「落下女」で片桐仁さんが「もじゃもじゃめがね」と呼ばれていたところだったと思う。その時は名前も分からなかった。
記事を読んで数か月、たまたまWOWOWの番組表で見付けて特別な期待があったわけじゃなく、なので録画しておいて、しばらくたった先日ちょっとくさっているときにそれを見た。最初は「アレ?」という感じでテンポというか雰囲気というか、そういうのがよく分からなかった。うーん、と思いながら見続けていたわけだけど、最後には生で見たいなあと思ってた。見たいねー。チケット入手が難しいらしいという話だけど。
容疑者xの献身
風光る
落下女