ドキュメントスキャナ再考

ScanSnap iX500のキャンペーンのお知らせが届いたのをきかっけに、現行機種について少し調べてみた。(2017-06-21時点)

スキャン性能

300dpi600dpi
カラー/グレーモノクロカラー/グレーモノクロ
ScanSnap S1500M202055
ScanSnap iX500252577
ブラザーADS-2800W30301212
ブラザーADS-3600W50501224
EPSON DS-530263513(*1)17(*1)
EPSON DS-570W263513(*1)17(*1)
CANON DC-2402045--

(*1) line/msecの比による推定値

機能

OCRUSBWi-FiEtherMac対応Linux対応
ScanSnap S1500M2.0×××
ScanSnap iX5003.0××
ブラザー ADS-2800W3.0
ブラザー ADS-3600W3.0
EPSON DS-5303.0××
EPSON DS-570W3.0×
CANON DC-2402.0××××

(*) OCRが△はMac対応なし / Mac対応は操作ツール類の対応状況を示す / Linux対応はドライバ提供状況を示す

その他

ScanSnap S1500Mが発売されたのが2009年2月、iX500が2012年11月。CANON DC-240が2015年で、その他が2016年に発売された。

後発が有利というのはあるのだろうが、こうしてみると600dpiを使わなければScanSnap iX500もそう悪くない。(特にキャンペーン価格なら。) ただし600dpiを使うとなるとS1500M→iX500で5→7になったとはいえ辛い。

ブラザーADS-2800W、ADS-3600Wのマニュアルによると、読み取りモードがモノクロ、グレー(誤差拡散)、256階調グレー、1677万色カラーとなっており、グレー(誤差拡散)というのが興味深い。またLinux対応していたり、ネットワーク機能としてSFTP対応しているのも面白い。ただし他製品に比べてやや高価でもある。

ブラザーADS-2800W、EPSON DS-530、DS-570WはOCRのMac対応がないが、OCR単体の製品としてABBYY FineReader Pro for Macというのがある。ADS-3600WのOCRは「ABBYY FineReader Professional Edition for Mac」であり、ScanSnap iX500のOCRは「ABBYY FineReader for ScanSnap 5.0」である。

操作ツールの対応状況はいずれもMacは一段下のようであった。オフィスなどでの利用に際しては重要なポイントかもしれない。私自身は各種の便利機能を重視していない(使いたい場面がこれまでなかった)のでそれほど気にしていない。最も多用する操作はスキャン開始ボタンのクリックだった。

CANON DC-240はMac対応がないのであまり調べていない。

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